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フォトグラファーがモデルさんとインスタライブをした結果・・。

この投稿では、僕樫本が最近思いつきでやったインスタライブの顛末を紹介したいと思います。フォトグラファーやモデルの方に少しでもヒントを見つけれくれたら嬉しいです。

1.ライブ配信をやってみた。(きっかけ)
最近僕はポートレートモデルさんたちとインスタグラムのライブ配信機能(インスタライブ)を使ってライブ配信をしてみました。

特に以前から計画していたわけではなく、実際にやろうと思ってからインスタライブを始めるまでは1日程度の時間しかかかっていません。

世の中の情勢の影響で、Zoomをはじめ様々な形でのライブ配信が市民権を得つつある昨今、配信側もそれを見に来てくれる視聴者の方も心理的なハードルは下がっていると感じます。

そして、思いついてからほぼなんのコストもかからずにすぐに始めることができますね。

僕は主にポートレート作品を撮り続けていて、その中でフォトグラファー側の視点はある程度わかるけども、実際に被写体となっているモデルの方々は何を思い、どのように撮影に臨んでいるのかと常々思っていました。

また、これだけポートレート写真作品がSNSで共有されていても、「撮られる側」のことがほとんどシェアされていないことに少なからず違和感を感じていました。

良い作品を作る上で特にポートレート写真は究極的には人対人のセッションであると思うので、コミュニケーションがキーだと思います。

であるならば、撮る側と撮られる側の相互の理解が不可欠ではないかなと思っているわけです。

僕とモデルさんのみの世界観で一対一でお話はもちろんできるのですが、これからポートレート写真を撮りたいと思っている方やモデルになることに興味がある方、またはモデルさんと接する際にどういった要素を念頭に置かなければならないのかなどをライブ配信を通じてシェアできたらよりよい作品が生まれるのではないかと思ったのが今回のきっかけでした。


2.配信準備
さて、ありがたいことにインスタグラムの「ストーリー」機能を利用してトークに参加していただけるモデルさんを募集した結果、いままで各1名ずつ3名のモデルさんとインスタライブをさせていただきました。

上記のように、より価値のあるトーク内容にしたかったので、事前にちょっとした準備をしました。
といっても大それたことではなく、話の流れと内容を箇条書きにしたものを配信前に相手のモデルさんに送って確認・準備をしてもらうだけです。

どんな内容だったのかは概ね以下のとおりです。


樫本自己紹介

モデルさん自己紹介

インスタライブをする経緯

現在のモデル活動を簡単にご説明

モデルのキャリア

モデルになったきっかけ

表現する側としてのポートレート写真に対しての考え方(自ら撮影・セルフィー等)

現在の撮影依頼方法・撮影までの流れ

撮影時に気を付けていること(髪型、洋服、メイク、表情、動き等)

撮影時のフォトグラファーとの距離感

コミュニケーションのとり方

ポートレート撮影あるある

撮影場所あるある(あれば)

撮影で難しかったこと

フォトグラファーあるある

困るフォトグラファーの特徴

嬉しいフォトグラファーの特徴

もらった写真の扱いについて・SNSの共有ポリシー等

まとめ

モデルさんPR(あれば)

概要を作る上で意識したのは、視聴者にとって興味がわく内容か、モデルさんの思いをきちんと伝えられる内容かの2点です。

当然ですが、トーク自体は1対1でもそれを見てくれている視聴者の方に価値を感じてもらえる内容でないと「ライブ配信」の意味がないと思いました。

それから、ライブの時間帯は3回とも休日の夜時間帯に設定しました。そこが一番視聴者の方が見やすいのではと考えたからです。当然告知もインスタのストーリー機能を使い、大体1日前と1時間前に告知を2回程度行いなるべく多くの人に見てもらえるようにしました。

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3.いざインスタライブ!
ということで、インスタライブスタート!

配信自体は、安定したWiFi環境があればあっけないほど簡単にスタートすることができます。気をつけないといけないのは、環境によっては自分の顔が暗く映るので、何かしらライトで顔を照らしていた方が見ている人にも見やすいかもしれません。

最初はお互いなれていないこともあり、少しぎこちない感じでしたがホスト側の僕が流れを作っていくことを意識しつつ進めていきました。

また、リアクション機能があるので、視聴してくれている方の参加を適宜促すこともトークをふくらませるには大切な要素だと思いました。何より、お互いのフォロワーさんからのツッコミやリアクションがとても楽しく会話にリズム感が出ますね。

今まで3回のうち2回は話足りないということで(!)延長戦を30分行い、90分間のロングトークになりました。


4.反響と感想
さて、インスタライブをやってみてこちらが想定していたよりも多くの方に視聴していただけたという感触です。アーカイブを残す機能もあるので、後追いで視聴していただいた方の1回の延べ人数はマックスで60名を超えて伸びています。お互いのフォロワーさんが見に来ていただけるので、これからまだ伸びそうですね。

今回思いつきで始めてみたインスタライブですが、インスタ機能の重要な機能として今後も時々使っていきたいと思っています。広く知られているタグ付けやメンションの他に、他の人とのつながりがリアルに感じられて、テーマがはっきりしている場合は新たな価値を作っていけるのではと思います。

最後に、もし僕たちのインスタライブが実際どういったものだったのかご興味あれば、まだ公開していますので僕のインスタアカウントを覗いて見てくださいね。

https://www.instagram.com/zentakashimoto_photo/channel/

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