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【官能小説】放課後は社会勉強126

「何をしてるんだ!?」
下半身を露出させている男が制服姿の女子高生に声を荒らげる。
「コーヒーを、いれます…」
「キャナルコーヒーのユニフォームにでも着替えてヤるのか?と思いきや…何をまどろっこしいことしてるんだ!」
「ご迷惑をかけたお客様に対しては、私なりにどのようなサービスが出来るか考え、また多くの方に相談して実行したつもりですが…申し訳ございません。私に至らない点が多く、お客様を満足させることが出来ませんでした」
「今から満足させればいいじゃないか?」
「お客様の状況と、誤解を与え、ご迷惑をかけたことを鑑みても、わたくしが出来る範囲は手淫か口淫までが精一杯で…」
「何を女子高生が平然と言ってんだよ!」
「そして、本来わたくしに出来ることは煎りたて、淹れたてのコーヒーの薫り漂うフロアで、正しい身なりをしてお客様と触れ合うことなんです。これでしか挽回することはできないんです」
「なんでそっちに戻るんだ?」
「もし、この提案を受け入れて頂けないのなら、わたくしではお客様を心から満たすことはできないかもしれません」
「簡単じゃないか?身体を差し出してお客様に委ねればいいじゃないか?」
「それだと、お客様がおっしゃるところのプロフィールという点で私には既に資格がないですし…私ではその、精神的な充足も得られないはずです」
「つべこべ言わずに、こっちが言ったとおりにすればいいんだよ!」
「キャッ…」
再び、男性常連客は女子アルバイト店員を引き戻す。乱暴に制服のネクタイを掴んでキッチンから寝室へ。
「アンッ…」
またもやベッドへ、今度はさらに強く打ち付ける。
制服のスカートは捲くれ上がり、私が身に着ける幼い白のプレーンなショーツを露わにさせた。
「ヤッ…」
「ハハ…相変わらず幼いパンティだ」
すぐに乱れたスカートを直す。
「いつだったか?スカートの中にスパッツはナンセンスと真剣に語ってくれたね?」
そんなこと言ったっけ?
みんながみんな、スパッツを着けてる訳ではない、くらいはいったけれど…
たぶん、レイセイで着けるコは三分の一くらい…
けっこう暑いから…
「今日もキミはそのとおり、有言実行する真面目優等生だ。そして、そのインナーは相変わらず清楚さを際立たせる、清潔感のある白色でシンプルな形状のものだ」
「……」
「そんな女子高生の、人気アルバイト店員の演出にオレははまった訳だ?」
別に、私は誰かのリクエストに応えてこれにしている訳ではない。
キャラを作っている訳でもない。
通学用のブラとショーツなだけ…
無難なだけ…
幼いだけ…
勇気がないだけ…
「それにしても、このピュア感が堪らないよ」
「ヤンッ…」
「今回をもって終われるのかな?」
男は勢いよくスカートを捲り上げ、チェックスカートの中の小さな布切れを足首まで摺り下ろした。


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