【官能小説】放課後は社会勉強129
『ピンポーン』
「やあ、こんにちは」
「遅くなりましたぁ」
「今日は休日なのに朝からバイト頑張ったね?」
「誰もいなかったからですよ。でも朝にバイト入れとけば、午後からの時間、有効に使えるんですよ」
「そうだね。今日みたいに…」
あの男のマンションを訪れた私。
リビングに向かうまでのわずか十数歩の間に男とは形式的な会話をした。
これは、かつて私を侮辱した男。
「やあ、こんにちは」
「遅くなりましたぁ」
「何言ってるの?さっきまでバイト頑張ってたんだもんね?」
「今日は誰もいな