結婚はぜいたく、家族はコスパが悪い
子供は贅沢品になったのか
いや、いや・・・以前に「子供は贅沢品になったのか?」という記事について書きましたが、
今度は、結婚が贅沢、家族はコスパが悪いときました。
出産、子育てについては今の日本の現状、GDPが全く伸びていない失われた30年、学歴社会かつ教育費の高騰が大きく影響している可能性が高い。
産みたくても産めない、子供の教育費を考えると二の足を踏むという現状がある。
出産、子育てという人生のステージを遡ると、その上流工程には「結婚」というステージもある。もはや、その結婚さえも贅沢であると。確かに、結婚しない若者が増えている。若者ではなくても独身の中高年も増えている。
生涯独身率とは?
ここに驚きの数字が、
ここ重要なとこなので。引用だとわかりずらいので、箇条書きでまとめると
生涯未婚率は、50歳時の未婚割合と定義する
1970年で、男性1.7%、女性3.3%
2020年で、男性28.3%、女性17.8%
ここで言う未婚率は50歳時点「で」だから、結婚経験がないという意味ではない。結婚経験があっても、離婚、死別して一人になって50歳に達した人も含まれるのであろう。しかも男性が圧倒的に多い。
しかも・・・50年でこんなに増えている。
日本はお独り様文化なのか?
これは、単にお日本の独り様文化なのか・・・?
hatenaブログでこのような書き込みが炎上しているが。大勢の人の中で、少数のマイノリティの人であれば、このような思想を持っていても、それはそれ、そういう人も中にはいるよね・・・ということで受け入れられる。
が、これが日本の若者の大半の思想だとすると、これは非常に危険である。というか、この思想がメジャー化すると、もう日本に未来はない。日本のお独り様文化は一体、何処へむかうのだろうか?
それでもタイパ、コスパで見るのか?
結婚というものをタイパ、コスパだけでみているのか?お独り様文化なのか?上の生涯未婚率の数字を見ても、結婚に小国的なのは今の若者だけじゃなくて、何十年前の若者から続いていて、その人達が今の50代にシフトしてきているのだ。
結婚や出産は本当に「リスク」なのか?
結婚はひとりでいるよりも、ふたりでいたほうがむしろリスク分散になるのではないだろうか?下手な結婚スピーチじゃないけれど、ふたりだから、お互い協力しあって乗り越えられる壁というのもあるはずだ。コスト的にもお互いにバラバラに住居を持ち暮らすよりもふたりで一緒にひとつの住居で暮らしたほうがコストが低く抑えられるのではないだろうか?
出産はその「出産」というイベントだけに限るとリスクはあるかもしれない。何しろ母親のお腹から一人の人間が出てくるのだから、その痛みは男性にはわからない。昔は出産で母、子が亡くなってしまうこともあった。それほど危険なのだから。
しかし、「出産」を子育てまで含めてみるとどうだろう?
子育てこそ、大変で自分の自由を奪われるわ、お金はかかるはでコスパが悪いと言う人もいるかもしれないが、子育ての中で得られる子供の成長、子供と人生を共にすることはプライスレスなんじゃないだろうか?
自分もどちらかというと若い頃はお独り様思考で、「別に、結婚なんかしなくてもいいや・・・」的な考え方だった。
幸い、縁があり結婚に至った。が、夫婦と言えども生まれ育ちも全く違う、趣味趣向も違う人間である。まー、そりゃ、色々衝突はある。ましてや、性格が全くの正反対。
自分はどちらかと言うと、細かいこと色々考えすぎるマイナス思考が強い。なにかに躓くとすぐ、くよくよしてしまう。
が嫁は、細かいことはどうでもいい。いつも結果オーライ。明日できることは今日しない。陽気なラテン系なのである。
姉夫婦にも言われたが、「あなた達は足して2で割ると、丁度いい」
なかなかの名言だと思う。人間、全てにおいて万能でバランスの取れている人なんていない。どこかが出っ張っていれば、どこかが凹んでいる。それも人によってバラバラ。だから夫婦でお互いに凹んでいるところを補えばいいのだと。
決して、タイパ、コスパでは測れない
こういった、全く正反対の人と一緒に暮らす中で得られること(忍耐、忍耐・・・)、子供の成長と、そのライフステージに立ち会って人生を共にすること。まさにプライレスな体験ではないだろうか?
結婚、出産、子育てに続くライフイベントと言えば・・・
結婚、出産、子育てに続くライフイベントと言えば・・・介護。まさか、介護もコスパ、タイパが悪いって言うんじゃないだろうな?
100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani