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舌について、私も考えた

 青豆ノノさんの日記を読みました。

 舌について書かれた短編小説を読んだせいで、自分の舌が気になってしまう…という話です。
 私も、青豆さんの日記を読んで舌について考えました。

 中学生の時に生物の授業で教わりましたが、「舌を筒のように丸めることができるかどうか」は遺伝なんですよね。できる方が優性遺伝なので、できない勢は少数派ですが、それでもクラスでやってみて、三分の一ぐらいの生徒はできませんでした。そういう行為があることさえ理解できない! とK君が叫んでいたなぁ。

 青豆さんが読んだ小説の舌は、丸まる舌だったのか、丸まらない舌だったのか。

 夫はよく舌を噛むのですが、丸まらない舌と関係があるのかもしれない、とふと思いました。父も同じなんですよね。よく血を出していました。父も夫と同じく、丸まらない舌の持ち主なのかもしれません。夫以外の人と舌談義などしたことがないので、相関関係は不明ですが(尾骶骨談義はしたことがあり、私と勤務先の同僚が二人とも、尾骶骨が一本多いとわかりました。硬い椅子に座るのが辛いなど、丸まらない舌よりも不便です。幸い、遺伝はしないようです)。

 丸まらない舌の話はどこの中学でも習うのかと思っていたらそうでもなく、ヨガのレッスンの時、講師が「舌を丸めて、その間から息を出し入れしましょう」と言ったのですが、当然ながら、丸められない人も多い。年配のおば様方が顔をしかめながら必死で舌を丸めようとするのを見て、ハラハラしてしまいました。今なら、「遺伝でできない人もいるんですよ」と教えてあげられますが、まだ若かったので、黙って見守ることしかできませんでした。

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 普段はまったりと読書記録ばかりが流れているXのタイムライン。地震以降、政治的なつぶやきのリポストが増えています(自分で政治的な意見をつぶやいている人はいません)。だいたいが私もそうだなと思う意見ではあるのですが、それでも、できれば見たくない。現実から目を背けていたい軟弱なおばさんになってしまいました。といって、リポストをしている人たちのフォローを外すほどの気力もなく、何となく心がささくれだっていました。

 こんな時、noteに戻ると、ホッとしますね。安らげる空間です。
 青豆さん、楽しく興味深い話をありがとうございました。

読んでくださってありがとうございます。コメントや感想をいただけると嬉しいです。