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【エッセイ】「従業員に効果的なアメを与えるには何が相応しいか」の話

さてこれは記録用に呟く事なので、しばらくしたら消しますね。

上司氏のマネジメントに関する解釈でふむなるほどと思えることがありましてね。

ズバリ「従業員に効果的なアメを与えるには何が相応しいか」と言うものです。

私は斯様な事を考えた事はなかったので、強いて言うならボーナスみたいな「金銭的なもの」や個人的なお気持ちとして「ちょっとしたお菓子」くらいしか思いつきませんでした。

しかし氏はそれは付け焼き刃だと、それには限界があるといいました。

して導き出したのが「自分の元を去る時に『次の職場で活きる知識・経験』を持っていて、『それが得られてよかった』と思わせる事」だそうです。

なるほど、こう捉える事で「日々の労働を他所でも通用する力にできる様に能動的に習得させられる」のかと思わされたのです。

しかしこれは管理職の視点、従業員個々人の解釈が必ずしもこれと一致するはずはなく、それとは裏腹に表面上を繕って往なしてるだけやもしれません。

氏も「それがやりがい搾取だと言われれば返す言葉がない」と言ってましたし、やはり解釈の一つに過ぎないのでしょう。

しかし万人に届かずとも、一握りにでも、「タダではない時間と労力を捻出して共に働いたその人に残せるもの」として、これが与えられたならマネージャーとして勝利なのだとも思います。

無論全ての人に価値物を与えられる方が素晴らしいでしょうが、現実問題それは難しいでしょう。

加えて氏は「『受動(指示待ち)から脱し能動に移り、想像力を行使できる人材への昇華』が私の役目」といい、これにも膝を打つのでした。

私は主観の上では能動の身分にあり、受動に徹する人がいるのを憂えてばかりいました。

そう捉え実践を企図する事で昇華させられるかもしれないのか」と思わされたのでした。

話していても宛ら経営者と話している様なウィットに富んだ会話をしますから、きっと氏はウチなんかで燻ってる様なタマではないのでしょうね。

(まぁ経営者と話したことありませんけど)

私の行先に合わせて氏の行先も気になる、そんな一幕でした。

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