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ジャズ・チザム Jr.(2023年 マイアミ・マーリンズ)【パワプロ2022 パワナンバー】

ジャスラド・ハーミス・アーリントン・チザム Jr.
Jasrado Hermis Arrington Chisholm Jr.

MIA(2020 - )

バハマ史上最高の野球選手

 バハマから生まれたスーパースターは、ダイヤモンドバックスと契約してプロ入りした。バハマ国民はイギリス国籍を有していることもあり、チザム Jr.はWBCイギリス代表として出場した経験もある。
 2019年にマーリンズへとトレードされることとなるが、この年にマイナーリーグ2球団合計で21本塁打16盗塁とスピード&パワーを体現。2020年にはメジャーリーグ初出場を果たしたが、打率.161と結果はついて来なかった。
 2021年は開幕をメジャーリーグで迎えることとなり、バハマ出身の選手として初めてMLBの開幕を迎えることとなった。124試合に出場して18本塁打、23盗塁とやはりその才能は超一流で、身体能力は間違いなかった。一方でショートとセカンドを守って合わせて24失策と守備面の粗さはかなりの課題でだった。
 2022年からはセカンドに専念したシーズンとなったが、開幕から好調な打撃を見せわずか60試合で14本塁打を放った。この好調もあってオールスターに選出されたものの、背中の疲労骨折により出場を辞退。
 2023年からは身体能力を生かすため外野にコンバートされることとなった。WBCイギリス代表としての出場意欲も見せていたが、負傷明けということもあって出場許可が下りず、残念ながら見ることはできず。とはいえレギュラーシーズンではやはりスピードを生かしたプレーは相変わらずだったが、今度はフェンスに激突して足を負傷。なかなかフル稼働ができずにいるが、それでもその才能はさすがのもので、97試合の出場で19本塁打とパワー面はやはりさすが。さらに22盗塁で、ポテンシャルで言えば30-30も見えてくる。一方外野の守備ではイマイチで、守備指標的にはマイナス。

2023年成績 .250 19HR 51打点 22盗塁

パワナンバー : 10900 22067 24905
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査定について

 ロマンしかないこの能力、最高だなという感じですね。パワーに俊足、強肩もあり、まさに外野手にピッタリ。
 ただ守備面の課題というのはあり、少々センターとしては物足りないのは事実。まあでもまだ若いのでこれから伸びしろがあるでしょう。

対左G

 対右OPS.853に対して、対左OPS.479と左投手に対してはかなり厳しい数字。まあしょうがない。

送球F

 肩はまあまあ強いんですが、ARMでマイナスなのに加えて送球エラーも2個と送球面には不安。

ローボールヒッター

 低めのボールに対する強さ、特に長打も多いので妥当でしょう。

満塁男

 満塁ホームラン2本に満塁時OPS1.762と満塁で異常な強さ。

ひとこと

 まあいろいろなおすべき部分も多いですが25歳でこれと考えればとんでもない才能。でもなかなかフル出場できないのでそれが気になるところ。スぺ体質さえ克服できればなんとか。

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