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ワォー! 3DCADモデリングこんな作り方.目からウロコ

このお玉はおつゆをすくいやすく、お椀に注ぎやすいデザイン

皆さんに3Dモデリングの練習でお玉の課題を出すとほとんどお玉、柄のプロセスで製作し始めるが、私は次のような形状からスタートする。これは、美しいモデリングをするためにお玉と柄を一体の面で構成し仕上げていく。

サーフェースで理想のカタチを構成する。


4面でわかりやすく表現する。
おつゆをすくいやすく、お椀に注ぎやすいかたちにするためにX軸方向のみ収縮率0.8のパラメータを確定しサーフェースに厚みづけを1mm設定した。


次に柄の最先端の基準面よりお玉の上面まで押し出しカットをした。
柄のディテール調整し、ひっかける孔など構成する。
ゼブラで面のひずみなど検証し、面の美しさを確認する
再度表面を鏡面にして面の美しさひずみを見る。
素材を設定して完成。

この描き方はデザイナーがモデリングする方法である。お分かりになりますでしょうか。
設計者はデザイナーが意匠引継ぎしたものを忠実に再現しなければならない使命があるから、この作法ですることはデザインのディテールを無視する行為になりかねないのである。また設計者がこの工法での作業することでデザインの権利は設計者に与えなければならない。言い換えればここでのデザイナーはイメージ伝達した事に留まる。すなわちイメージ伝達では意匠権は発生しないからです。
                            以上
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