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【NIWAの話】

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雑草というなまえの草はない。でもいらないんだから、名前なんか覚えないよ?草はぬくもの。それじゃあ、どうして抜くのよ。それがすてきな風景をつくっても? 庭仕事はいつも本音と建前の葛… もっと読む
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【NIWAの話】分枝効果

さて最初のブルームの季節がおわって、二度目がやってきました。 この季節のすこしまえ、暖か…

Fukumaru
2週間前
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【NIWAのはなし】番外編 胡蝶蘭

 胡蝶蘭は熱帯雨林気候地帯の森林が原産。根は本来、木の枝などに枯葉などが積もって土壌化し…

Fukumaru
1か月前
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【NIWAのはなし】花散らしの雨

 春はお天気もかわりやすくて、今朝まだ暗いうちに外に出ると春の嵐が通った後でした。  今…

Fukumaru
2か月前
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NIWAのはなし(VII)〜SDGs的堆肥のこと〜

 去年は小道を作った。NIWAのはなしで何度かお話ししたが、雑草に占拠されている庭を救うべく…

Fukumaru
2年前
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NIWAのはなし(VI)〜ペチュニア談〜

 昨年末に一念発起して、植木のうわっている箇所にウッドチップの小道を作ってから半年がたっ…

Fukumaru
2年前
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NIWAのはなし(V)

 老人は庭にすっこんでいるべきだ。 すっこんでいるのに十分なひろさがあって幸いだ、と思っ…

Fukumaru
2年前
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NIWAのはなし(III)

自分が本好きだとは、考えたことがない。私の従姉妹の娘は、本を片時も離さず「フィクションの世界で呼吸しているみたい」と母親に言わしめたほどの本好きで、大学の専攻も図書館学とかだったから筋金入りだ。彼女にとって本の世界は、飛行機内に突如として落下してくる酸素マスクのようなものだと想像する。あるいは肩に背負ったボンベか、アシストロボみたいなものかと。 その点、彼女とくらべ自分は身一つで生きている。本にアディクトするのが怖いから、読むときはフィクションとノンフィクションをおり混ぜ三

NIWAのはなし(II)

前回、雑草の話が途中で終わってしまったので、その続きを関連の小話を交えて。 車で15分ほ…

Fukumaru
2年前
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NIWAのはなし(I)

今の家に越して来て10年になる。10年と云うといかにも長そうだけれど子育てのクライマックス…

Fukumaru
2年前
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