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#ブックランニング

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僕という人間の考えや行動のかなりの部分は、これまで読んだ本でできている。よくても悪くてもそうだと思う。 ということで、現実のランニングのように、とろとろとした読書記録を書き綴りま… もっと読む
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記事一覧

東海林さだおさんは天才だと思う

ビジネス・経済、文学・文芸、人文・思想などジャンルにとらわれず、古典、専門書、小説、雑誌…

ヨーロッパでは35歳を過ぎると・・・

20年近く前のノートが2冊出てきました。仕事とは関係なく気になったことや読んだ本のことを書…

この本は、男性で年配の方が読んだ方がいいんじゃないかなあ(僕もそうだけど)

仕事場の横長のデスクにはいろいろな本が15冊ほど積み上がっています。仕事の関係やそのときの…

行ってきました、白根智彦さんのハンバーガーイベント

白根智彦さんが開催している「ハンバーガーイベント」に昨日行ってきました。白根さんとは何者…

『月刊 製菓製パン』 に 「人材支援型の経営」を6回シリーズで連載

製菓製パンの総合誌『月刊 製菓製パン』に6回シリーズで寄稿しています。昨年のテーマは「ミッ…

時間を忘れて読み切った『ザリガニの鳴くところ』

このところ細かい文字を読むのが少々難儀しています。Macを1日触っていると、夕方には眼薬をさ…

「忠」という字の意味するところ

本が大好きで、休暇中は読書三昧です。お正月に読んだのは『木挽町のあだ討ち』(永井沙耶子著)という小説、とてもおもしろかった。 独特の文体で初めは読みにくいのですが、終盤に向かってぐいぐいと惹きつけられます。読み終えて気になった一文を紹介します。 この本を読むまで気づきませんでしたが、「忠」という字は「心の中」なんですね。「中」は考え方や価値観の「軸」かもしれません。 「忠」という字の意味を調べると、「まこと、まごころ、まじめ」のこと。「まごころを尽くして仕えること」を指

【読了:ローカリズム宣言(内田樹)】
いやあ、おもしろかった!中小企業の若い経営者にこそ読んでもらいたい。これからの仕事のヒントたくさんあります。

【世界中から人が押し寄せる小さな村】
読了。「分散型の宿」と訳されるイタリアの「アルベルゴ・ディフーゾ」を紹介した一冊。
アプルッツォ州の小さな村で宿を始めたダニエーレ・キルグレンのミッションがすべてを物語っている。
観光だけでなく、地域や小さな会社の在り方を考えさせらました。

【夏季休暇ブックランニング】
おはようございます。
1ヶ月ほどかけて読み切った『理念経営 2.0』(佐宗邦威)、いやあ、実に読み応えがありました。
とくにパーパスとミッションの解釈に納得です。この本は再読必至だなあ。

おはようございます。
息子家族は台風の影響で1日早く帰って行きました。
ということで『直感はわりと正しい〜内田樹の大市民講座』を読了。『AERA』に2008年から14年に連載された900字のコラムを採録したものです。
経年劣化を感じるものもありますが、内田さんの視点と文章は新鮮。

【ブックランニング】
おはようございます。
夏季休暇はブックランニング、昨日読了したのは『少年と犬』(馳星周)、『不夜城』以来です。
主人公は東日本大震災で飼い主を亡くした「多聞」という名の犬。6編からなる連作短編はどれも優しくて切ない。作者は暗黒小説のイメージだったけどなあ。