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使わないけれど、とっておきたいもの

引き出しを整理しているとこれが出てきました。長さは17センチ、直径は1.5センチ、ステンレススチール製で重さは25グラムです。ブランド名は「LEOPOLD」、ドイツ出張の際に購入したものです。価格は忘れました。

いったいこれは何なのか?実は「ティーチューブ」という紅茶を1杯分だけ淹れるためのツールです。ドイツ在住の仕事関係の方が便利だというので購入しました(デザインがいいなあと思ったのです)。

斜めにカットされた部分で茶葉をすくい、そのまま反転させてカップに入れます。カップにお湯を注いで約30秒待ちます。その後、ゆっくり回して、好みの濃さになったところで取り出すとおいしい紅茶が出来上がります。

こんな感じです、まあ便利といえば便利なのですが・・

実は何度か使ったのですが、その後はしまったままです。たくさん飲むのでポットの方が便利です。細かい茶葉だと穴から出てしまうし、茶葉の始末も思ったよりめんどうなのです。それでも処分しないで残してあります。

調べると、日本の複数のサイトでも販売していました。価格は2000〜4000円、レビューは賛否両論ありです。LEOPOLDはワインアクセサリーメーカーとして設立され、その後キッチン用品を手がけるようになったようです。

いま思うと、ドイツのあの方は本当に使っていたのだろうか?僕は紅茶が好きだけども、コーヒーが好みだったように思います。その方は亡くなられてしまったので確認することもできません。何ともユニークな方でした。

いまでは使わないけれども、これはとっておきたいものの一つです。なぜならば、デザインが気に入っているのとドイツ出張の思い出があるからです。モノの価値って案外こういうことなのかもしれませんね。

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