インクルーシブ教育
誰もがあたりまえに高校生になるために
コロナで学校生活は突如奪われ、改めて“みんなと一緒に学ぶ事の大切さ”を誰もが実感していると思います。
小中学校でみんなと一緒に育った子供たちは、毎年当たり前に高校生になれるものと信じ受検します。
しかし例年の受検においても、障害のある生徒に理解を示すどころか、「何故受検しに来たのか」と言わんばかりの対応をされる学校もあります。
重い障害のある生徒がいくら受検しても落され、結果、浪人せざるを得ないという現状は、公平公正を謳いながら入試制度そのものが構造として差別です。
障害に関係なく、地元で生まれ、同世代の子と地域の高校で共に学ぶ。そんな当り前の権利が自分たちの手から奪い取られることに対して、私たちは声を挙げなければなりません。自らが声を挙げなければ何も変わりません。
普通に生きたい。ありのままの姿で当たり前にみんなの中で生きることを貫く人生をおくりたい。
もちろん、それは同級生やたくさんの方々に支えてもらえなければ出来ません。
障害者差別を受けなければ、理不尽な思いをせずに、みんなと一緒に高校生になれるでしょう。
当たり前に普通に生きたい子どもたち、高校で学びたい子どもたちの心に寄り添い一緒に生きて下さい。
なぜ他の子と同じ高校に行けないのか。私たちには他の人と同様に一般教育を享受する権利があります。誰もがあたりまえに高校生になるために問題を解決すべく強く訴え、以下要望いたします。
一緒に育ってきた友達と一緒に高校に行きたい。
ほかの若者と同じように新しい友達を作りたい。
高校生活を満喫したい。
この願いを受け止めることができるような高校であってほしいと願っています。
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