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ブランディング講座6 動画の威力

動画は文字の5000倍の威力

文字と写真では情報量は7倍違うらしく、それが動画ともなると5000倍いらしいです。ほんとかどうかは知りませんが、そういえば何か調べる時、googleでなくyoutubeで調べることが多くなりました。

もう文字読むのも面倒な怠惰な状況です。

特に、車のメンテナンスなんかを調べる時は、確実に動画です。やり方まで絵で見てわかるのは楽ちんです。

料理の時もそうですよね?DELISH KITCHEN見れば、もう作ったような気にさえなります。

たとえば決算説明会って何?

私は、IRコンサルなんてことも生業の一つにしているのですが、企業の情報を知ろうとすると、あの超つまらない決算短信をダウンロードして読まなければなりません。

文字と表だけの、くそつまらない情報って、誰のために作っているんでしょう?私は会計士でもありませんし、アナリストでもないので、もっと、シンプルにダイジェストを要領よく教えてくれればいいのですが、そうはなっていません。

もっと要領よく知ろうとすると、決算説明会なんてものがあって、決算短信の情報をわざわざパワポ等のプレゼンテーションソフトに転写して、社長様が直々に説明してくれたりします。

偉い社長様のお話が聞けるのはありがたいのですが、朝早かったり、夕方遅かったり、こちらの時間に気を配ってくれるわけもなく、茅場町当たりの辛気臭いビルの中に1時間という時間が拘束されます。

それでもわざわざ決算説明会に行ってみると、10人か15人くらいしかいません。取り巻きの人を入れたら会社の人の方が多いんじゃないのって感じです。

要するに必要とする人が少ないんでしょうね?ちっちゃい会社の決算説明会なんてちゃんとした会社のアナリストは出席しませんよ。だって、出来高は少ないし、売買代金も少ないので、大きい投資会社は買うに買えませんから。

だから来ている人は、付き合いの銀行員や証券会社の人ばかりです。もう、これは義務ですか?やってる方も来ている方も、やめたいなって思っているけど、やめたらIRに無関心だとか言われるのが嫌で止められないんでしょうね。

企業活動も視覚化する時代

こういう状況を打破すべく、ネット上に、もっとわかりやすく決算説明してくれてる会社ないかなと調べてみました。

もちろん、決算説明会で使用したパワーポイントの資料が見られるようにしてくれいてるのはありがたいことです。ただ、それ以上のものはあんまりありません。どこかで、インフォグラフィクスで作ったものがあったような気がしたのですが、見つけられませんでした。

決算説明ではありませんが、ダイワハウスの創業ストーリーのインフォグラフィクスなんて、読み始めて1分で、なんとなくわかったような気になります。

https://www.daiwahouse.com/innovation/story/

これって重要なことですよね。

会社のことを知りたい人はアナリストだけではありません。詳しくわからなくても大体わかればいいって人も結構います。

就活中の学生なんかは、そもそもその会社のことを知らないところから始まるんですから、ちょっと知ってもらえるだけでも大きな一歩です。

その会社からモノを買おうとか、その会社にモノを買ってもらいたいと思っている人だって、やばい会社じゃないってわかればいいんです。ほんとに契約するときは、総務か法務がリスクモンスターかなんかに頼むでしょ?

来てほしい人が来てくれない決算説明会をするよりも、こういうのをつくってプロ以外の多くの人に見てもらった方が、いろいろいいことあるはずです。

IRとしても、個人投資家を増やすには、こういうやり方の方が効率的だと思うのです。投資する気のないアナリストに向けた決算説明会より、もしかしたら今後投資してくれるかもしれない人たちに知ってもらう方が、IRに限らず、メリットは大きいのです。

視覚と聴覚に訴える動画の力

本当の動画ということでは、この動画なんてどうでしょう?新郎のお父さんが結婚式でサックスを演奏するために一生懸命練習してお披露目するという動画ですが、結構感動的です。最後にSuppourted  by TOSANDOと出ますが、岩手で音楽教室やってる会社らしいです。

言葉にしても感動的だと思いますが、映像にすることで、視覚的、聴覚的な効果も相まって、さらに認知度が高まります。この会社のことを知らなくても、きっといい会社なんだろうなって思います。

これが動画の力だと思います。

上場企業の事例

私が関わった日進工具の事例も紹介します。

この会社はエンドミルという、金属を切削するための刃物をつくっている会社です。
普通に生活している人には、およそ関係ない製品です。
しかし、この会社のつくる超硬小径エンドミルというのは、数多の精密部品や精密金型の製作に使われています。
MRIのような医療機器やスイスの機械式時計の中の部品、人工衛星に使われているようなものもあります。
けど、誰も知らない。
お客様との守秘義務の関係で詳しいことが言えないということもあります。

だからこそ、なんとかしてこの会社の良さを伝えたい。
そんなときに、動画の力は役に立ちます。

この動画を一度見ていただいたら、何の会社かはわからないけど、様々な分野の技術の発展に欠かせない会社なんだろうなっていうイメージは持ってもらえると思います。

もっと知りたいと思ったら、この動画を見てください。
より理解が深まると思います。

動画の力は、まだ、この会社を知らない人や会社のやっていることについての知識のない人に対しては、文字や映像だけで伝えるよりも、圧倒的な認知度の向上をもたらします。

ブランディング活動を行う場合、PRを行う場合、もはや動画を使わない手はありません。
伝えたいことを一瞬にして伝える方法として動画ほど効果的なものはありません。
ただ、効果的なものにするためには、事前の準備が重要です。
会社の想いを明確にするステップ
私が思う、ブランディングのベースです。

ここを理解し、共有できる人と組めれば、会社の想いが多くの方々に伝わる動画が作れます。

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Yoshitake Kurimoto

アルファ・ファンクションの栗本です。ブランディングとIRを組み合わせた企業価値創造メソッドを提唱しています 知る人ぞ知る優良な会社の”意思”を多くの人に知ってもらうことで、企業価値は大きく変わります。 alpha.kurimoto@gmail.com

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中堅企業が企業価値を向上させるためにはIR活動だけでは差別化できない 差別化するには、知ってもらうための活動、ブランディングを組み合わせた方が効果的
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