ヤバイ奴

世界史をややこしくする
フリードリヒ2世は二人いる。

この二人とも変わった人物で、まずは、有名なプロイセン王の方は、尾崎豊の歌のように、友達と家出をして捕まる。親はその友達をフリードリヒ2世の前で処刑し、それから彼は性格が陰キャ化する。

もう一人のフリードリヒ2世は、中世の神聖ローマ帝国皇帝だ、
彼は無茶苦茶勉強が好きで、錬金術のような事もしたり、外国の動物を集めたり、興味の幅に限りがない。
ある時彼は、子供は、どの時点で言葉を習得するのかとの実験をするため新生児を五十人集めた。
その実験の内容は、赤ちゃんと目を合わせない、話しかけない、触らないと、徹底的に他者を排除(食事や、身の回りの世話だけをした)彼の実験は失敗をした。
一年も経たずに全ての赤ちゃんは亡くなってしまったのだ。
また、食事をしたばかりの人間の腹を切り裂いて調べたり恐ろしい実験をかなりやった事が残されている。
だが、彼の宮廷には、多くの文化人、科学者、天文学者なども多く集まり、フィボナッチなどが有名である。
さらに、彼の功績を称えて、世界最古の大学であるナポリ大学には、彼の名前を冠しており、薬剤師の制度なども作り、科学から詩文に至るまでその多くの功績も残している。

ちなみに赤ちゃんの実験はその後何度も行われており、何と第二次世界大戦後にも行われている。
当然そのほとんどは2年足らずで亡くなったが、成人に達したのは58名中11人のみ、その全員とも精神に影響をきたしており、愛情無くして育つのは不可能との結論に達している。

現在ご大満足で普通に暮らせるのは両親や、周りの人たちのおかげである事を忘れてはならない。
ありがとう、ごめんなさい位は言えるような人になりなさい、そして常に自分の周りに感謝をして、新たな後身を作り紡いでいきなさい