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7/19 コンテンツにはお金が掛かるってことにそろそろ気づかないと。

▼目次
 ・雑誌は輪読したい
 ・雑誌には積極的にポッドキャストやって欲しい
 ・私は特殊な読者か?雑誌、、、高くても買うから!
 ・WIRED(コンデナスト社)へのお願い
 ・読者(消費者)の方々へ

とにかく本や雑誌を買いまくるので、消化しきれないままに次号が出て積ん読になってしまうことも多い私。

雑誌は輪読したいんだよ

WIREDはじめ、PLANETSやSpectator等しっかり作り込まれた雑誌は、読むのに時間が掛かるのに加えて、1回読んで「はい終わり!」なんて済ませられない記事が多い。読んで感じたことは誰かと語りたくなるし、他の読者はこの記事を読んでどんな考えを持ったのだろう?と知りたくなるのが人情ってもんだ。

皆さん大学時代のゼミで「輪読」とかやったと思いますが、オンライン上で輪読的なことができないかなーと考えたことがあります。その一環でWIRED記事に関するnoteを書いてコメントのやり取りしたいと試みたのですが、だれーも読んでいない私のnoteではそんなこと実現できず、ゼミにおける教授的な役割の方もいないので、悲しくも諦めたことがありました。

雑誌には積極的にポッドキャストやって欲しい

それにようやくWIREDが応えてくれた(私のためではないですが、、、)「総括篇・デザイン篇・精読篇」があるとのことで総括篇を早速聞きました。16分短い、、もっと聴きたい。。。

双方向コミュニケーションが持て囃される時代ですが、雑誌はあくまで一方通行です。私はそれでも良いと思っていますが、出されたコンテンツについてはより深く知りたい、記事の周辺まで知りたい、誌面に出たものがあるということは削られた内容があるということでそれも知りたい、と思う読者です。

私は特殊な読者か?雑誌、、、高くても買うから!

前々から思っていたことなんですが、WIREDは値段が安すぎる!前に500円で売っていたことがあると思いますが、それは安すぎる。。

消費者としてはこれ以上サブスク系の支出を増やしたくないけど、昨今オンラインサロンというのが流行っていますよね。

世の中的には、ある意味オープンからクローズドな流れが進んでいる訳です。消費者は「ネット上のコンテンツは無料でしょ!」という誤った認識を持っている頃もありましたが、最近ようやくコンテンツを消費したければお金を支払う必要があるという認識が一部には浸透してきたと思います。そうじゃないと、ゴミみたいな情報しか手にはいらない。仮にお宝があったとしてもゴミが溢れかえっているネット世界から宝物を探し出すのは大変だよ。それに治安も悪いよ。。そう気づき始めた人が増えてきました。そう思っているのがオンラインサロンに入会してお金を払っている人たちでもあります。(私も月額5,000円払って加入しています)

Podcastで「予算が足りない笑」という話がありましたが、当然ですよ!あれだけのコンテンツを1,200円で売ったらカツカツです。1冊2,500円でも買うくらいです。

以前、代官山蔦谷の有料イベントに参加しましたが、あれもコンテンツとして素晴らしかった。新号が発売されるタイミングだけでなく、もっと積極的に有料イベントも開催して欲しい。

我々ユーザーの側は、良いコンテンツに触れ続けていたいのであればそれなりの対価を支払わなくてはならないという認識を強く持つ必要がある。つまり、ネットコンテンツは無料なんて思ってる奴には「てめぇ!何夢みてやがんだ」って叱りたくなるし、誰かが頭使って動いたら費用が掛かるってことが分からなくなるくらい、一般層の認知は歪んでしまっています。

プロに高いクオリティの記事を期待するのであれば、それに見合う対価を支払うだけの覚悟を消費者の側も持っていかないといけないんです。

是非WIRED(コンデナスト社)に期待したいのは

【お願い(というか提案)】オンラインサロン?orサブスクモデル?
 -月額3,000~5,000円くらいWIRED好きなら払うでしょう。
 -その代り有料イベントは無料で笑、かつ毎月頻度で。
 -コンテンツ作りに関わりません(プロに任せたい)
 -Podcastは新号に関わらず積極的にやって欲しい
 -編集者から記事の真相を学びたい(輪読したい)

これまでに好きな雑誌が廃刊の憂き目にあうのを何度もみてきたけど、私はWIREDが無くなったら困るのです。できれば紙版が続いてほしい(wired.jpがあれば良いという問題ではない)

広告会社にいるもんであれですが、WIREDの読者にはエグゼクティブとかクリエイティブ職の人が多いからお金持ってますよ!!少し高くても買って(課金して)くれますよ!!笑

読者(消費者)の方々へ

好きなもの/読みたいものを残していきたいのなら、それにはお金が掛かるということをユーザーは真摯に受け止めないと、コンテンツの作り手はいなくなるぞ。

無くなって初めてその価値に気づきましたとか、閉店するデパートの最終日に「昔ここでよく買ってたのよねぇ」なんて思い出を語って残念がるフリをするのなら、積極的にお金を出して買いましょう!それ以外に、支持を表明する方法は無いことに、そろそろ気づきましょう!


もしサポート頂けることがあれば、それは金額の多寡というより、そのお気持ちが私に多大なる自信を与えてくれます。それに感謝致します。