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8/15 高価な本との向き合い方

今この本を読んでいます。

2014年に発売された本です。なぜ今更?という感じではありますが、ずっと買えなかった理由に値段があります。4,500円(税別)。気軽にポイポイ買える値段ではありません。ちゃんと読み通せるか自信もありませんでした。

では今になって購入に踏み切れたのは何故かというと、noteを書いているからです。

アウトプットの場としてのnote

毎日毎日noteを書いていると「さて今日は何を書こう」と考える機会が増えます。そうすると、日頃からネタになるものをアンテナ高く探すようになり、「これはこの切り口で書けるな」とか「この切り口を使えば、前に書いた記事をアップデートしてこう書けそうだ」など、出口があるぶん間口がかなり広くなったという印象です。

それに、タイムラインのように流れ過ぎてしまう日々のニュースや個人発信の情報をそれこそ浴びるだけで終わってはもったいないので、いかに消化し抽象化することで自分のものとするかが重要な訳です。

読んで終わらせない

例えば、テクニウムのような本は正直読み通すことができたとしても、果たして理解できたかについては非常に曖昧になりやすい部分かと思います。その点、大学のゼミ(特にサブゼミ)はシステムとして良かったなぁと思うのですが、読んだものをアウトプットするだけでなくディスカッションできる機会があるのは大学という環境ならではだと思います。

読書×SNS(Twitter、Instagram)

私は基本Twitterを使うのですが(若い人はインスタの方が主流ですかね)、Twitterはまとまった文章を書いたnoteへの導入として活用することが多くなりました(140字では書ききれないから)。しかし、広告会社にいる身としてはプラットフォーム毎に異なるユーザーにもしっかりとアプローチしていくのに、インスタも始めてみたいと思う次第です。写真や動画が主なツールとなるので、また違ったコミュニケーションになると思いますが、新たなアンテナが立ってくると思うのでそれはそれで楽しみであります。

高価な本との向き合い(再来)

1円雑誌(「広告」)が価値についての議論を促したように、必ずしもモノの価格はそのモノの価値を反映しません。しかし、テクニウムのような書籍が何故高い価格になるかというと、書き上げるのに要した時間と労力がどれくらいか?、ならびにそれを購入してくれる潜在顧客がどれだけいるか?ということが主な理由かと思います。こういった高価格な書籍というのは、誰もが購入できるものではないので、公共図書館や大学など教育機関の図書館が代わりに購入することで多くの人がアクセスできるようになります。

まず手に取ってみよう

高い本が何故高いのか?それを知るには先ずもって手に取ってみる必要があります。まず重い、ぶ厚い、字が小さい、中身も難しい。

さすがにこれは買えませんでしたし、図書館で借りても読み通せませんでしたが(2週間で読み通せるか!)、価格が6,480円もするのです。

この本は本田圭佑氏がお気に入りとツイートしたことでも有名になり、紙の本がバカ売れしたらしい(kindle版が無い)。

そう考えると所謂インフルエンサーの方々がこういった本をどんどん紹介してくれれば高価な本も身近なものになるんではないかと思ったりする、本質とは程遠いが、、、

本を読め、高い本を読め(ということではない)

本を読む能力というのは筋力のようなもので、しばらく使わないでいると衰えてしまうらしい。つまりは、しばらく読んでいなくても、また読み始めれば元に戻るということではあるが、常に読み続けるというのが難しい訳ですよね。

それに無理に本を読む必要もない。本を読むことだけが知的な行為ではありません。

なので、本を読んでるから偉いとか、高い本を読んでると賢くなるということではないです。そもそも誰かが言っているから本を読むとか、本田が薦めてるから負債論読むとかは私としてはどうかと思います。

瀧本先生はこう仰っていました。

・努力が報われるか分からないことをやれ
(その心は、努力が報われることはコモデティ化する。)
・好きなことをやらないと最初から負けている
(その心は、人から言われてやってもその領域では勝てんよ)

私が敢えて高い本を読むことをお勧めするのは(あくまで興味がある本ですよ)、読んでいる人が少ない分そこから得られた情報は稀少性を持っているということです。大学教授とか研究者しか読んで無さそうな本ほど、意外と面白かったりするんですよ。

本屋で手に取ることはタダです。さぁ、手に取って感じるところから始めてみましょうか。






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