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ホラーゲームレビューを書いて見よう10

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夕闇通り探検隊

1999年 今から20年前 スパイクから発売されました。

あらすじと基本的な流れ

ナオはメロスの散歩を口実に、想いを寄せる少女クルミを誘い、偶然を装いついてきたサンゴと3人で学校裏の森の中にある烏塚に向かう。

烏塚の手前から先へ進もうとしない愛犬メロスを水飲み場につなぎ、サンゴとクルミを残して1人で烏塚に向かうナオ。そして辿り着いた彼の前に人の顔をしたカラスが現れる。

「あと100日で、誰か死ぬ

ゲーム内の期間は5月6日~8月14日までの100日間。

ゲームの流れは大まかに学校シーン、相談シーン、散歩シーン、プライベートシーンに分かれている。

100日にわたって、陽見市の噂を入手し解決を繰り返すのがこのゲームの主な目的。

選択するキャラクターによって入手できる噂や、解決できる噂が異なる。また同一の噂でもキャラクター選択により結果が異なる場合がある。

学校シーン
ナオ、サンゴ、クルミの中からキャラクターを選択し、2Dで表現された学校内を探索して噂を入手する。
探索範囲は廊下、2年2組、2年3組、トイレ、校舎裏(夏休み中)。
制限時間は現実時間で5分間。
相談シーン
入手・検証した噂についての相談をする。検証が全て終了した噂は、ここで相談することによって解決される。
制限時間なし。
散歩シーン
ナオ、サンゴ、クルミの中からキャラクターを選択し、2Dで表現された陽見市内を駆け回って噂を検証する。
走る速度はキャラによって違うが、犬のメロスが居る場合は引っ張られるので速度が上がる。
制限時間は現実時間で7分間。
プライベートシーン
散歩シーンで選択したキャラの寝るまでの生活を見ることができる。深夜には霊障の度合いによって心霊現象が起こる場合がある。
霊障
霊障とは人面ガラスによって3人にかけられた呪いの度合いの指針で、1日毎に+1され、100になると(呪い殺され)ゲームオーバーになる。イベントや、プライベートシーンの深夜に起こる霊障シーンでの選択肢でも増減する。ただし、散歩シーン中に神社へお参りすると-1(1日1度のみ)、そしてクルミのみイベントでカスカに会うと-10することが可能。

このように
噂を聞く
確かめる
結論を出す
と、文字に起こすと非常にシンプル

しかし、ゲーム自体の難易度は高めで
学校シーンと散歩シーンで
いつ、どこで、誰が 誰に 何をする
というのが重要で
サンゴで特定の人たちから噂を聞く→ナオで噂の場所に行き、フラグを立てる→次の日にクルミで同じ場所に行き、真相解明

というような、役割分担が必要になってきます。
しかも噂の数は100個あるため、1日に数カ所回れる ルート構築、人選をしなければならず、
現代のゲームに例えるとRTSのような動きになってきます。なので、初見はシステムに慣れることを優先した方がいいでしょう

良い点
昔、学校で体験したような 噂を友達と検証する楽しみがある

1つの噂が作り込まれている
本当にホラーなもの
実はギャグだったというオチのもの
真相は闇の中というもの
など種類が豊富で飽きない

ルート構築が豊富なため、アドベンチャーゲームにありがちな1本道ではないところ

霊障で迫り来る恐怖体験

悪い点
システムのせいでフラグ周りが複雑 攻略法なしでは難しい

名作ゆえにレアゲーで手が出しにくい 2019年現在でも2万近くの値段

発生条件が不明な進行不能バグがある

総評
難易度の高いゲームだが、慣れると楽しいゲーム
バグが難点ではあるが、ファンの間で「霊障」として受け入られている点が名作と呼ばれる要因でしょうね

かくいう自分も噂を全て解明した上で、グッドエンディング迎える事は出来てません バグで進まないのです。それもまた「霊障」なのかもしれません

ホラーゲームレビューは一旦ここまでにしたいと思います。

ではではー

#ゲーム #ホラーゲーム #PS #レトロゲーム

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