配達時間のすべてが自分の時間ならばと妄想してしまう

来月から再びノーマルな状態に戻るらしい。ベルギー人の合気道の師匠から伝え聞く現在のヨーロッパは買物ひとつするのも許可を取り、要所にいるお巡りさんにそれを確認してもらうようなことになっているのだと言う。
 
そう考えると、報道が伝えようとする緊張感とは乖離したとても普通な生活を送れているように思うが、意に反してレントゲンに写ってしまった黒い影みたいに、少しずつあまり良くない影響を与える因子として衆生の心にのしかかろうとしているのかもしれないが。

そんな一報について同僚と語ると「また忙しくなるなぁ」とやるせない顔をお互い見合わせた。
 
まったく朝から晩まで常にバタバタしているとそんな愚痴のひとつも言いたくなるというものだ。

だから、同じような商品を扱う同業他社とは担当地域も極端に広く、会社によっては自分のエリアに担当が4、5人いて、とてもきめ細かい対応が為されていて恐れ入る。

何より腹立たしく思えるのは(まあ最近そうでもないけど)最後に配達する街につながる峠を夕方走っていると、仕事を終え、意気揚々と会社に帰るライバルたちとすれ違うとき。まあ、しゃあないけどね。

それでも、出かける前には既に消耗しているので、ほっとしてしまう。

だいたい朝10時から夕方4時くらいまで6時間あまりである。

以前はだらだらとユーチューブを観て、たまにデータ容量をオーバーして携帯電話屋さんに呆れられることもあったが、地道な武術の稽古に呼吸法の数々、noteにアップするネタはもちろん考えねばならぬし、面白い記事を(自動で読んでくれるモードもある)探さねばならぬ。

もちろん会社の携帯もたまには鳴るし、仰せつかった探し物を済ませるためメーカーさんに問合せもするが。

まあ、概して悪くない、そう思える今日この頃ではある。

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