キラキラしたものが好き。
フリフリな服が好き。
ハートを見るとときめく。

でも、25歳になって、アラサーになって、それは、「痛い女」だと思われることなのかもしれない。

最近、気になる女性ができた。
仕事をしている姿が、しっかり者でベテランのようだったので、ずっと年上だと思ってたいたら、まさかの21歳。

彼女に年齢を聞かれ、「25歳です」と答えたときから、きっと、彼女の中で、私は、「4歳年上のお姉さん」という認識が生まれたのだと思う。
彼女の方が、入社時期は早いのに、メッセージのやりとりでも、年上扱いされる度、「お姉さんでいなきゃいけない」という気持ちが、私を苦しめている。

普段は、お互い、仕事の制服姿しか見ない。
だから、今週末のデートとき、何を着ようかどんな髪型にしようか、それが今の悩み。

私のお気に入りの服は、白色のフリルの着いたワンピースで、下の方で2つに作ったお団子がお気に入りの髪型。

でも、彼女の前では、お姉さんでいなきゃ。
本当は、ショートパンツやミニスカートを履きたいけど、25歳なんだから、我慢しなきゃ。

実家のたんすにしまったままのお気に入りのミニスカートが恋しい。

親しい人には、「精神年齢5歳児」と言われてるのに、彼女の前では「25歳のお姉さん」でいなければならない。
一般的な25歳の女性は、何を話すんだろう。

彼女に好かれたい。
彼女に幻滅されたくない。

なんで、25歳だって言っちゃったんだろう。
秘密にしておけばよかった。

今まで、歳を重ねることに、抵抗は無かったけど、今回ばかりは、25歳であることが辛い。

なんで私は25歳なんだろう。