歌詞「カモメ」


 

気づけば遠ざかっていくだろ

汗と泥にまみれた真っ黒い僕をさ

僕そっくりの闇の中を君は去っていく。

なんだってあるよ、まあ満足はしてるよ

君が去っていくことにも、まぁ満足してるよ

 

そうだ、あの頃は、まだ日が落ちてなくて

真っ赤な夕日が汚れたほほを焼いたろ

君は、僕なんか見ずに、自分の羽を啄んでいた

 

もう、何だっていいだろ? 受け入れよ。

自分に行ってみる。

何かに背を向ける代償を身に染み込ませる

故に骨が砕ける

もう何だっていいだろ? 自分に染み込ませる

何かのせい、俺のせい、知らない、遠くではギラギラネオンが輝く

 

遠ざかって、遠ざかって、昔は知らなかった寒さが骨を刺す

知りたくもない、気づきたくもない、醜い現実ばかり見える

今は、つまらない欲を満たすことが一番で、それで十分、そうだよ

愛なんかどうでもいいよ、別に遠ざけてくれてもいい

 

そうだ、あの頃は、まだ日が落ちてなくて

真っ赤な夕日が汚れたほほを焼いたろ

君は、僕なんか見ずに、自分の羽を啄んでいた

 

もう、何だっていいだろ? 受け入れよ。

自分に行ってみる。

何かに背を向ける代償を身に染み込ませる

故に骨が砕ける

もう何だっていいだろ? 自分に染み込ませる

何かのせい、俺のせい、知らない、遠くではギラギラネオンが輝く

 

もう何だっていいだろ、毒づいたってなにも変わらない

何かに背を向け、舞い戻った、肉を喰う虫みたいな

醜いものが皮膚につく

もう何だっていいだろ、カモメは去っていった

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