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令和5年10月28日(土)の あたりさわりない薬剤師日記

※令和5年 クリエイターフェスに参加※ 10月1日から31日まで毎日薬剤師日記を書く。



 休日。薬剤師として日頃思うこと。


医師の指示なく途中で断薬すると(勝手に服薬中止すると)数年後もっと症状を悪くして再受診することになります。特に精神疾患。

 だったらいつまで飲めばいいんですか、と良くなったと思っている人から怒られるかも。必要以上に薬を出された、金儲けとして薬を出されたと思っているならその医師は説明不足でしょう。聞いても納得できないなら、医師を変えた方がよい。これは患者自身に問題がある場合を除きます。
 わたしは今回、服薬履歴を数年間に俯瞰して見られる立場からモノをいう。

 慢性疾患や長期にわたって闘病しないといけない人は、メガネをかけたときのように、杖のように、補聴器のように、薬も人生によりそってくれるという認識で飲んでほしい。

 疑問があれば医師や薬剤師に相談してほしい。そのために国家から資格を取り働かせてもらっている。
 薬剤師は患者との会話や検査結果で医師に処方意図を聞くこともあります。聞いただけなのに医師から怒られた経験もありますが、その処方を続ける理由をきちんといえぬ医師はダメだと思う。医師の多忙は理由にならない。薬剤師は患者に安心して服薬してほしいと思って業務に携わっています。

 生きている人間は全員いずれは体の不調を感じる。体の故障があって当たり前の存在だから。医師も薬剤師も患者もお互い様の存在だから。

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 それと昨日も愚痴もしくは自嘲を言われました。
「この薬を一生飲み続けないといけないのですね」

 結構いろいろな患者がいう。でも同情はしない。
 
 割り切ってください 
と、はっきりいいます。
 生きている間はコレを飲み続けると割り切った方がラクだからです。五体満足かつ心身ともに健康に戻れないと悟って、今の自分にできる範囲で楽しみを見つけた方が生きているのにお得だからです。

 また明日。

ありがとうございます。