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民芸品の人形の姿が変化しました。◎◎◎令和4年1月16日文学フリマ京都に持参します◎◎◎(←※終了しました※)

 こんにちは。今日は不思議な話をします。先に昔話から。

 画像にあるのは、数十年前に亡父が出張時のお土産に買ってくれた人形です。二体あります。どちらも同じ日に入手。向かって右が私が、向かって左は妹が(現在絶縁済み)持っていたものです。妹は人形があまり好きでなく、ある時、人形の背骨が曲がってきたと気味悪がり、私はそういうのは平気なので、もらってそのまま実家に置いていたものです。私は紫の衣裳をつけた巡礼さんだと思っていました。購入時は二体とも同じ姿勢で着物の色も同じでした。

 姿勢が変化したのは足元にある材料の竹のフシの有無により、安定度が変わったと分析していました。私は理屈にあわない現象は理解ある方ですが、先日無人になった実家に立ちより、何気なく人形を見たら背骨がもっと曲がって深くお辞儀をしているポーズになっていました。その後ろにあるミルクのみ人形の髪の片側まで伸びていまして、みんなこの家が無人になったので寂しかったのかなとガラにもなく感慨に浸りました。

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足元の台による、長期にわたる竹の水分吸収かなにかで姿勢が変わったと推察していますが、それにしては人形の布の色の変化やほつれ方がちょっとなあ、どうしてだろう……。二体とも直射日光には当ててないです。それは確実です。無人の家でケンカしていたとか。それはないよねえ???

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姿勢も、もっとちゃんとしていましたよ。第一こんな下を向いた人形なんて売るはずがないと思うし、父も購入しないと思う。不思議だわ。

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やはり足元の台のせいだろうか。クギが見えている方がゆれてがたがたしています。作者さん、もしくはこれを売っていたお店の人、これってよくある現象でしょうか……本当に不思議だわ。

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かわいそうに思って今住んでいる家に連れて帰りました。頭をそっとなでてあげています。

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下の画像は、こっちは購入当時のままで、姿勢いいです。どこの民芸品だろう。どこのお土産だったのだろう。父はもう亡くなっていますし、詳細は不明です。どなたか推理ができましたら、コメントかツイッターに書き込みして教えてくださいね。

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 背骨曲がったままだとかわいそうですし、お直ししてあげられたらと思っています。


来る1月16日の文学フリマ京都にて、本体を持参します。同じ容姿の竹人形が変化してしまう理由の考察ができたらいいと思っています。




ありがとうございます。