見出し画像

ベトナムからラオス/パクセに移動  シニア夫婦の海外個人旅行

 2024年3月2日、旅行に出てから37日目です。飛行機はラオス航空で、小さなプロペラ機です。前回までの投稿はこちら
 出発予定時間から1時間近く遅れて出発です。こんなに遅れたのに、何の説明もアナウンスもありません。

ラオス航空のプロペラ機

ホーチミンから2時間ほどでラオスのパクセに到着ですが、機内で軽食が出ました。

サンドイッチとクッキーの軽食

 ラオスには、11日間滞在します。
 パクセ空港はとても小さな空港で、国際空港なのに税関検査の部屋は50㎡くらいしかありません。
 入り口でビザの有無を聞かれます。日本国籍の人は、ビザは不要なのでそのまま税関検査の4番窓口に並びます。
 乗り継ぎの人は、5番窓口に並びます。ビザの申請が必要な人は、1番から2番、3番窓口と移動して、申請が済めば入国できます。
 私たちが並んだ4番窓口は、並ぶ人は少ないのですが税関の審査が一人当たり10分から15分もかかっています。審査まであと2人というところで、機械に問題が発生したからという理由で、突然閉鎖されました。
 税関の係員は、まともに動かない機械のため、四苦八苦して時間がかかっていたようです。

両替店がない

 結局、入国できたのは到着から1時間近く過ぎていました。機内に預けた荷物は、止まったターンテーブルの上にそのまま置いてありました。
 空港では、両替とスマホのSIMカードを購入する予定です。しかし、両替のお店は見つかりません。お店はほとんどが閉店していて、まだお昼の3時過ぎなのに、みんな帰り支度をしています。
 パクセ空港の本日分の離発着は、私たちの飛行機が最後だったようです。

パクセ国際空港

 お店といっても小さなお土産店が数件あるだけです。
 SIMカードのお店はまだ開いていて、対応してくれました。ただし問題がありました。SIMカードを入れても、携帯電話が開通しません。
 店員さんが、30分以上スマホと格闘してくれましたが、結局開通できませんでした。
 空港内はエアコンがないので、店員さんは大汗をかいていました。
 スリランカでもベトナムでも、SIMカードを入れ替えるだけで開通できていたのに、原因がわかりません。
 ちなみに、別の日に別の店で、挑戦しましたが、やはり開通できませんでした。(あとでネットで調べたら、スマホのAPN設定が必要なようです)

 両替もできないし、携帯電話も使えません。タクシーでホテルに行こうにも、ラオスのお金がありません。
 妻が、たまたま空港の前にいたおじさん(タクシー?)と交渉し、米ドルでもいいということで、なんとかホテルまで行くことができました。
 料金は、8ドルでした。わずかな距離で高いとは思いましたが、どうしようもありません。
 なお、購入できなかったSIMカードは、11日間使用する場合で5米ドルでした。

パクセのホテル

パクセでの宿泊ホテルは、三ツ星です。メコン川に面したインタッチ・リバーサイドホテルのスイート・リバービューです。

ワンルームでシャワーとトイレ

 三ツ星のホテルなので、設備や食事はそれなりですが、プールはありました。写真にあるように、テレビはありましたが、配線が外してあり映りません。
 問題だったのは、ベランダに出るためのガラス扉に隙間があり、「やもり」が出入りしていることでした。数匹が部屋の中をウロウロしています。

矢印の部分 幅1cmほどの隙間

 妻が嫌がるので、数匹部屋にいた「やもり」には外に出てもらって、ガラス扉の隙間は、ホテルに依頼してビニールテープでふさいでもらいました。
 ベランダに出るための扉ですが、使用できなくなりました。
 部屋の設備などには問題がありましたが、メコン川に面している角部屋です。川側は総ガラス張りで、部屋からの景色はとってもきれいです。

メコン川に沈む夕日
部屋から撮影

 次の日は、世界遺産の見学ツアーを予約しています。妻の体調はまだあまりよくありませんので、ツアーの取りやめも考えなければなりません。
 ラオスのお金には両替ができていません。
 トイレ用の小銭も、もちろんありません。
 ラオスのお金がないので、食事に行くこともできません。
 SIMが買えなかったので、ツアー会社に連絡もできません。
 心配なことばかりです。
 この日の食事は、ホーチミン空港のラウンジでもらった飲み物と、機内でもらった軽食だけで済ませました。
 明日は、妻の体調が許せば、世界遺産の観光ツアーに参加します。


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?