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株式会社 1Line Official note Vol.025


ELLE DECOR(エル・デコ)2022年6月号に掲載されました


先日リリースした、家具専用ケアスプレー「KIN-METSU FOR FURNITURE」が、5月7日発売のELLE DECOR最新号で紹介されました。

ELLE DECORは、世界25カ国で雑誌が発行され、最新のデザイントレンド、世界的クリエイターの動向を紹介。インテリアやデザインのプロから熱い支持を得ている、インターナショナルなインテリア&デザインメディアです。

今後も1Lineでは、家具専用のケア用品を順次リリースして参りますので、また、このような形で取り上げてもらえるように頑張ります。

ONE CAOTING衣服の虫食いを防ぐ「防虫機能」を新たに追加しました

1Lineが独自に開発・展開するコーティングサービス「ONE COATING」の機能に、新たに「防虫」が加わりました。

防虫機能は、虫食いの原因となる衣類害虫を寄せ付けない機能で、ONE COATINGをした服自体が防虫剤になる加工です。

市販の防虫剤を使う手間が無くなり、防虫剤特有の臭いも服に残りません。


従来から提案する 消臭、除菌、抗菌、撥水、撥油、耐摩耗の6種類の機能に、新たに防虫を加えた全7種類の機能を、オールインワンで衣服にプラスします。


【防虫エビデンス】
・試験機関 株式会社ビアブル
・試験方法 喫食阻害性試験
・供試虫  ヒメカツオブシムシ幼虫(衣類害虫)
・試験結果 喫食阻害率 86.7%(基準 ≧50%)

よく、殺虫と防虫が混同されますが、既に衣類に付いた虫を薬剤などを使って駆除することが殺虫で、そもそも虫を寄せ付けないことが防虫です。
小さな衣類害虫は、一度発生してしまうと、その駆除が大変で、また、虫食い被害が起きてからでは大変です。
そのため、ONE COATINGの機能は、衣類害虫を忌避、喫食阻害する防虫機能となります。

なお、衣類害虫の主な侵入経路は、以下となります。
・干した洗濯物から室内侵入
・外出時に服に付いて室内侵入
・花壇や生け花から室内侵入

洗濯時や外出時は、菌やウイルス、花粉の他、衣類害虫を持ち込まないためにも、しっかりと払ってから、室内に持ち込むことも、有効な予防になりそうですね。

住まいのコンサルタント編(前編)

「Architecture」よりも「Life」としての住まいづくりを目指す気持ちが強くなり、設計事務所を退職。エンドユーザー向けの住まいのコンサルタント会社に転職しました。

その会社は、年間1000件程度の相談が寄せられる業界では老舗の会社で、住まいに関する様々な案件に、広く対応していました。

【サービス一覧】

・不動産調査
・不動産売買契約内容診断
・内覧会同行
・建物検査(インスペクション)
・施工検査(建築途中の検査)
・耐震診断
・マンション大規模修繕コンサル
・マンション管理コンサル
・火災保険内容診断

在籍していた10年間、資格を取得するたびに、各サービスを担当する専門スタッフに教えてもらいながら、自分が担当できるサービスを1つ1つ増やしていきました。
住まいを広く横断的に学びたかった自分にとっては、知識も実践経験も身に付く、理想的な会社でした。

また、その会社の創業理念は、業界で横行していたバックマージンや紹介料を一切受け取らず、不要なしがらみを持たず中立な立場を守る姿勢も、仕事の仕方を学び、実績を積む環境として、今に繋がる土台を作ってくれました。

そんな様々な相談が寄せられ、住宅業界に広く関われる中で、業界特有の問題点が少しずつ見えてきました。

ユーザー側。
日本では、家の購入は基本一生に一回で、最長35年のローンを組み、家計負担も大きい買い物です。
そして、住まいは、専門性が高く、さらに多岐に渡る複雑な商品ですが、ユーザー側は十分な知識も経験もありません。
最もリスクが高い商品を、不十分な情報や経験から判断するので、必然的にトラブルが多くなります。


業者側。

日本の住宅業界は、専門分野が細かく分かれた縦割り社会で、且つ多重下請け構造です。

ユーザー側から求められる住まいに対して、業者側はごく一部の知識や経験しかないので、そのギャップでトラブルが起こります。

業界構造、専門性、資格制度などから、横断的に判断できるゼネラリストも育ちません。

この問題は、医療に例えると理解しやすいかもしれません。


コンサルタント側。

しがらみ、バックマージン、紹介料が一種の仕組みなっている土壌があります。

コンサル料を安く受注し、工事会社から回収する方が、受注効率も高くなります。
回収される業者側は、品質を落とすか、追加工事にのせるか、利益を守るための対応が必要になります。

それぞれの立場で問題が起こる土壌があり、広く深い住宅業界の中で、それは複雑に絡み合っているので、端的なアイデアで改善できるものではありません。


コンサルタントとして、必要なアイデアを蓄積しながら、いずれは独立して、アイデアを実現化させ、世の中に広められる能力を身につけなければいけない、と考えるようになっていきました。