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株式会社 1Line Official note Vol.036


ONE COATINGについて「 大理石 編 」

大理石は、最も美しい石と言われていて、独特の模様と、磨けば光沢が出る人気の建材です。英語でMarble(マーブル)と呼ばれますが、「光りの中で輝く石」を意味するギリシャ語に由来しています。内装や家具など、様々なシーンで活躍しています。
そんな大理石で、よく寄せられる困りごとは、
 ・耐水性が低い
 ・耐酸性が低い
 ・キズつきやすい
 ・お手入れが難しい
です。

大理石は、石灰岩(貝や動物の遺骸等が海の底で積み重なって固まってできた石)が、地中でマグマの熱と圧力を受け、再結晶化して変質したものです。主成分が炭酸カルシウムのため、酸に弱く、シミになりやすいのが特徴です。そのため、あまり屋外では使われず、内装や家具など屋内で使用されます。


今回は、そんな大理石製品に、ONE COATINGができることを、まとめてみました。


1.大理石製品に最大で6種類の機能をプラス
ONE COATINGは、アイテムを綺麗に長持ちさせる機能を、最大で12種類取り揃えています。その特徴から、ONE COATINGは「サステナブル・テクノロジー」として注目されています。

大理石に対しては、最大6種類の機能をプラスすることができます。

 除菌 99.9%(一般財団法人日本繊維製品品質技術センター)
 抗菌 99.99%(株式会社NBCメッシュテック)
 抗ウイルス 99%(株式会社NBCメッシュテック)
 撥水 
 撥油
 耐酸 溶解を認めない(一般財団法人日本塗料検査協会)


※ONE COATINGを加工した大理石がワインで溶解しないことの試験結果報告書

2.好きなタイミングで加工できる
ONE COATINGは、製品になる前・なった後、納品前・納品後など、好きなタイミングで機能を付けることができます。

大理石は重量が重く、キズが付きやすい繊細な素材のため、容易に移動や出し入れができません。アイテムや案件ごとに、合理的な加工のタイミングを柔軟に選択できることも重要な要素です。

3.オプションとして提案

大理石で寄せられる相談のほとんどは、納品後のクレーム対応です。大理石の特徴やメンテナンス方法を良く理解されているお客様は非常に少なく、使い始めてから、その特徴に気が付くケースが多いように思います。

大理石製品にONE COATINGを提案しておくことで、その後のクレーム等に対するリスクを減らしておくことにも繋がります。

4.メンテナンスサービスとして提案
アイテムを綺麗に長持ちさせるためには、

汚れを取り除くクリーニング(クレンジング)

失われた機能を補填する

この両方が必要です。

大理石の場合、汚れ落としや研磨が、ここで言うクリーニング(クレンジング)に該当します。

また、販売時の大理石には、軽度なコーティングが塗られていることが多く、これらメンテナンスの際には、汚れ落としや研磨で失われた機能を、再度補填することも必要です。


5.あまり見た目を変えない加工技術
繊維や革製品など、デザイン性や使い心地を変えないよう、見た目を変えない加工技術にこだわりがあります。

大理石の場合、産地や種類、仕上げ方法によって、大きく違いがありますが、できる限り見た目を変えないように、コーティングを行います。

光沢が強いタイプの場合は、あまり変化が分かりませんが、マットなタイプの場合は、コーティングの性質上、どうしても光沢が出てしまいます。

あらかじめ、大理石のカットサンプルなどをいただき、検証・確認のための無料コーティング加工を行いますので、仕上がりや機能性などを確認いただければと思います。

大理石製品に対するONE COATINGの役割は、大きく分けて3つあります。
 (1).大理石に汚れが浸透しないように保護する

   →撥水、撥油の機能
 (2).大理石が酸で溶けないように保護する

   →耐酸の機能
 (3).感染対策に必要な機能をプラスする

   →除菌、抗菌、抗ウイルスの機能

冒頭に記載した「大理石に寄せられる困りごと」の原因を低減させることで、より綺麗に長く安心して使用してもらえるようになります。

(大理石製品のONE COATING採用アイテム一例)

建材:台所器具、洗面所、玄関、内装全般など

家具:テーブル、カウンターなど

これからは、機能は、好きに、自由に、取り付ける時代です。
アイテムを綺麗に長持ちさせる、新しいサステナブル・テクノロジーとして、ONE COATINGを更に広めていけるよう、頑張って参ります。

ONE COATINGのWEBサイト

本件に関するお問い合わせ

納得できる製品が無いので、ファッション・衣類専用のケアスプレーを作りました。

コロナ禍で、プロ品質の感染対策商品・技術を提供してきた「菌滅」。医療機関をはじめ、教育施設、商業施設、宿泊施設、老健施設など、様々なシーンで活躍してきました。

そんな菌滅の技術を使い、アイテムごとに専用のケアスプレーを作るプロダクト商品が「KIN-METSU」シリーズです。これまでの市販のケアスプレーの問題点を解消し、アイテムに適したメンテナンスができる、全く新しい切り口と技術で作られたケアスプレーです。

今回リリースされた衣類専用の「KIN-METSU FOR CLOTHING」を開発した背景には、これまで何気なく使用してきた市販のケアスプレーを調べてみると、逆にアイテムの寿命を縮めかえって汚れの原因になっていることを知り、それを解決できる製品を、1Lineの菌滅技術を活かして作れないかと考えたことがきっかけでした。

1Lineでは、オーダースーツをはじめ、コートやダウンジャケット、シャツ、ドレスや着物まで、様々なファッション衣類に、独自のONE COATING加工を行ってきました。せっかくコーティングで機能性を高めた衣類なのに、市販の適さないケアスプレーが使われることで、衣類が傷み、汚れてしまうことが、気になっていました。

【これまでファッション・衣類で使われていたケアスプレー】

1.傷める
 除菌等の機能を担うアルコールまたは塩素が含まれている。
 レザージャケットなど革製品には使えない。
 ドレスや着物など繊細な衣類には使えない。

2.汚れる
 汚れ落としや消臭の目的で界面活性剤が含まれている。
 界面活性剤は、水性・油性の両方の汚れを吸着する特徴があるので、石鹸や洗剤などに使われいる。

 洗い流すことが前提なので、ケアスプレーで使うと、使ったアイテムに汚れを呼び寄せてしまう。
 界面活性剤が臭いの原因を包み込み、一時的にマスキング効果で消臭。
 摩擦などで界面活性剤のマスキングが剥がれ、臭い戻りを起こしてしまう。

3.エビデンスが不明確
 コロナ禍で菌に対するエビデンスは明確になってきた。
 まだまだ臭いやカビなどに対する効果が明確でないものも多い。
 具体的な試験結果が出ていないので、効果が分からない。

4.高頻度使用が前提
 アルコールなど有効成分が揮発するので、効果が長続きできない。
 毎日・毎回使うことが前提になった高頻度使用消費型商品。
 手指の消毒や手洗いも同様で、高頻度が必ずしも良いとは限らない。

 結果、使うほどアイテムが傷み、汚れの原因になってしまう。

5.安全性が不明確
 天然由来成分の文言。天然成分=安全ではない。
 明確に成分が表示されていない、実は良く分からない商品が多い。
 市販のケアスプレーの安全性については、様々な情報がインターネットで飛び交っている。

 成分が不明確なので、安全性も不明確とは言える。

 噴霧タイプの商品は、人や動物の肺に入るので、特に注意が必要。

【無いから作った衣類専用のケアスプレー】

1.傷みや汚れの原因になる成分を含まない
 傷みやシミの原因になるアルコールや塩素を含まない。

  ●ヨウ素系のテクノロジーを採用。
 汚れの原因になる界面活性剤を含まない。

  ●分解型のテクノロジーを採用。

2.革製品にもドレスにも着物にも。あらゆる素材に使える。
 傷める成分を含まないので、あらゆる素材に使える。
  ●レザージャケットなど革製品も使用可。
  ●ドレスや着物も使用可。

3.確かな機能性を証明
 臭い、菌、ウイルス、カビなど、衣類に必要な機能を、1本に集約。
 品質を日本国内の試験機関でエビデンスを取得し、効果を見える化。
  ●消臭 99%以上(2時間以内の分解率)
  ●除菌 99%(今いる菌を1/100にリセット)
  ●抗菌 99.999%(菌の繁殖を1/10万に低減)
  ●抗ウイルス 99.99%(ウイルスを1/1万に不活化)
  ●抗かび 99.9%(かびの発生を1/1000に抑える)
  ●白癬菌(水虫) 99%

4.効果が2週間続く
 有効成分が揮発せず留まり、効果が2週間続く。
  ●使用頻度を抑えられるので、アイテムを傷めない。
  ●結果的に、市販の消臭・除菌スプレーより安い。

5.安全性の高さ
 安全性が高いテクノロジーを採用。
 各種安全性データを取得済み。

このように、大切なファッション・衣類アイテムには、傷めない・汚れない、専用のケアスプレーを選択することで、必要な機能性を高めながら、より長く、綺麗に着続けることができます。