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20171125社説から見る現代日本

おはようございます。

本日のオススメは朝日の「改元の時期 国民不在で進む議論」です。

当初は「1月1日」か「4月1日」が有力視されており、この2案から決めるといった話があった中、唐突感のある「5月1日」改元案。

大正から昭和の代替わりは年末12月後半のことでした。昭和から平成は年初1月アタマのことでした。

今回の代替わりは生前譲位によってなされる予定ですので、国民全体で祝賀的なムードで迎えられるよう、慎重に進めていって欲しいと考えています。

以下、朝日社説からの引用です。

「年の途中、しかも年度替わりでもない時期に、元号を変えるという案だ。最近になって唐突に出てきたこともあり、首をひねらざるを得ない。

 朝日新聞がこの夏おこなった世論調査では、5月改元は議論の俎上(そじょう)になく、新しい元号のスタートを「1月1日」とするのに賛成が70%、「年度初めの4月1日」が16%だった。

(中略)

改元それ自体が、時代を画する特別な意味を直ちにもつわけではない。日取りがいつになろうが、多くの国民はその日を自然体で迎え、ふだんの生活を続けるだろう。そうした人々のくらしに及ぼす混乱を最小限に抑えるのが、政府の務めである。」

<社説一覧>
日経:山一破綻20年、金融改革の再起動を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:対「北」着弾訓練 自治体は対応力向上に努めよ/東海第二原発 再稼働には総合的判断が要る
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:東海第2原発 この40年超えが正念場だ/「森友」検査院報告 どんぶり勘定に疑念残る
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:野党の国会質問を大幅削減 慣行を踏みにじる行為だ/三菱マテリアル系も不正 長期の放置で重ねた背信
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:改元の時期 国民不在で進む議論/鉄道の老朽化 安全の維持に万全を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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