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0053-20171002【ビジネスパーソンが押さえるべき今週の主要イベント】

今週の主要イベントについてご紹介します。

1.スペイン・カタルーニャ州独立の是非を問う住民投票 2.ノーベル賞受賞者発表 3.欧州議会による英EU離脱交渉状況審議・採決 4.小売業など決算発表(3月~8月期)

なお、列記した主要イベントの他に、衆議院解散・総選挙に伴う与野党の動きが活発化し、様々な動きがあると予想される一週間です。

1.スペイン・カタルーニャ州独立の是非を問う住民投票

現地10月1日(日)にスペインのカタルーニャ州(州都:バルセロナ)の独立是非を問う住民投票の投開票があります。

2013年に49%の支持率を誇った分離独立派も、直近では35%となっており、その勢いは削がれています。

一方、スペイン中央政府はこの住民投票を違法だとして、投票を阻止する構えをみせており、独立反対派は投票をボイコットする可能性があります。その場合、投票結果は分離独立派の勝利となる公算が高いです。

分離独立派が勝利しても、スペイン中央政府は容認する姿勢を見せておらず、一方的に「独立宣言」をしたとしても国際社会が承認することはほぼないといえます。

しかし、カタルーニャ住民の不満を放置するわけにもいかず、事態収拾に向けての妥協や混乱があるものと考えられます。

カタルーニャ州はスペインの総GDPの約20%を占めており、混乱が続けば、復調の兆しが出てきたスペイン経済に暗雲が立ち込めかねません。ひいては、EU圏への悪影響も懸念される問題です。

2.ノーベル賞受賞者発表

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