本日主要五紙の社説です。

本日のオススメは読売の「アフリカ会議　投資増で自立発展を促したい」です。

日本にとってアフリカは「遠くて遠い場所」です。心情的・歴史的にも遠く、地理的にも遠い場所です。

内陸国が多く陸上輸送網が未発達のため、経済発展が立ち遅れています。

その一方で人口増が予想されている場所であり、市場としてのポテンシャルのある場所でもあります。

日本は国連での常任理事国入りを狙って、過去から経済援助を行ってきましたが、近年では経済成長著しい中国が巨額投資を背景に、政治的・軍事的影響力を強めています。

ジブチとエチオピアを結ぶ鉄道の資金を負担したり、ジブチで中国軍初の海外基地の運用を始めたりしています。

国際社会における日本のプレゼンスを向上させるためにも「アフリカ各国との協力拡大が不可欠だ。政治、経済両面で、より緊密な関係を築かねばならない。」という読売の主張に同意します。

＜社説一覧＞
日経：仮想通貨の健全な発展へ目配りを
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売：アフリカ会議　投資増で自立発展を促したい／福島原発凍土壁　汚染水を封じ込める一歩に
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経：「大震法」見直し　対策強化の議論を進めよ／テロとの戦い　アフガンを放置できない
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日：シベリア抑留への取り組み　日露首脳会談の議題に／北朝鮮の短距離弾発射　「火遊び」で緊張高めるな
https://mainichi.jp/editorial/

朝日：米の通商政策　「米国第一」を見直せ／パラリンピック　共生の土台を作ろう
http://www.asahi.com/news/editorial.html