20170822主要五紙社説一覧

本日主要五紙の社説です。産経のみ8月20日に取り上げていた民進党代表選について、他四紙が本日社説を展開しています。

昨日8月21日に公示があったことを受けてです。

リベラル系の枝野幸男・元官房長官と保守系の前原誠司・元外相が立候補しました。

来月9月1日の民進党臨時党大会で、国会議員と党員・サポーター、地方議員らの投票によって新たな代表が選出されます。

2012年の政権交代後、野田佳彦氏→海江田万里氏→岡田克也氏→蓮舫氏と立て続けに代表が変わってきました。

代表交代で民進党の党勢が上がるよりかは、結果として下落の兆候を止められず、崖っぷちまで来ています。

個人的には、読売新聞がよく纏まっていると思うので、こちらを一読頂ければ良いと思っています。

以下、読売からの引用ですが、
「前原、枝野両氏が安全保障関連法を違憲と断じたのは疑問だ。
安保関連法は最高裁判決や政府見解との整合性を維持している。仮に廃止されれば、北朝鮮情勢が緊迫する中で、日米同盟の信頼性を揺るがすのは確実である。」

こちらは、同様の印象を受けています。

民進党が野党第一党としての基盤を取り戻せるか、健全な民主主義のためには与党と政策議論がしっかりと出来る野党の存在が欠かせません。

単なる選挙互助組織ではない、民進党のあるべき姿を両候補には是非語って頂きたいと思います。

<社説一覧>
日経:米トランプ政権は混乱の収束に努めよ/存在意義問われる民進代表選
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:民進代表選告示 瀬戸際脱する機会にできるか/バルセロナテロ 観光名所を標的とした蛮行だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:米政権幹部の解任 現実路線への転換求める/クロマグロ 長期的視野で対策主導を
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:成人年齢の引き下げ 負の影響をどう抑えるか/民進党代表選始まる 「もう後がない」と自覚を
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:民進党代表選 崖っぷちだ、どうする/微小プラごみ 危機感持って抑制を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?