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20180207社説から見る現代日本

おはようございます。

本日は陸自機墜落を四紙が、世界同時株安を三紙が社説で取り扱っています。

自衛隊機が民家に墜落した事故は1969年に金沢市で起きた例がありますが、極めて異例なことです。

今回のヘリは整備後の点検飛行として、離陸後僅か10分弱で回避行動をとる余裕もなく墜落。整備状況なども含めて丁寧な原因検証が必要だと感じます。

今回の事故で亡くなった2名の自衛隊員のご冥福をお祈りします。

本日のオススメは産経の「世界株安連鎖 冷静に影響を見極めたい」です。

全体的な動きを押さえつつ、FRB新議長の動向を注視すべしとのメッセージがあることからのオススメです。

以下、産経社説からの引用です。

「世界の株式市場が大荒れである。米ニューヨーク市場が過去最大の下落となったのに続き、6日の東京市場の日経平均株価は、一時1600円超の下げ幅を記録した。

これに伴い、比較的安全な資産とされる円を買う動きが強まって円高も進んだ。世界的に景気が回復する中で、冷や水を浴びせる動きである。

上昇が続いた株価の一時的な調整局面との見方や、世界経済が変調を来す前触れなどとの懸念が生じている。大事なのは、こうした動きが実体経済に波及するのかを冷静に見極めることだ。

特に、新体制が始動した米連邦準備制度理事会(FRB)の政策運営を注視したい。一連の株安につながった米長期金利の上昇は、FRBが検討する追加利上げと密接に絡むからである。

パウエル新議長に求められるのは、国内外の経済情勢や国際金融市場の動きに細心の注意を払いながら、利上げの時期やペースを適切に判断する手腕である。」

<社説一覧>
日経:世界同時株安で問われる政策協調/大学入試の透明性を高めよ
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:朝鮮半島旗 韓国は領土を五輪に絡めるな/陸自ヘリ墜落 整備態勢の見直しが急務だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:陸自ヘリ墜落 原因究明し再発の防止を/世界株安連鎖 冷静に影響を見極めたい
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:米金利上昇で世界株安 新たな局面へ覚悟が要る/陸自ヘリが民家に墜落 整備体制の総点検を急げ
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:核戦略と日本 これが被爆国の談話か/陸自ヘリ墜落 現場のひずみにも目を
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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