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■vol.297【静かに、でも次第に大きくなっていくのは低単価低射幸トレンドではないか】

「PガンダムSEED」リリースから2週間が経過しました。
前回まででお伝えしていたとおり、20S市場は伸び悩み、4P市場が思いのほか客数を残している状態が続いています(大方が予想していた、20S市場が伸び続ける、という状態ではない)

直近を振り返っておきたいと思います。

【市場全体感】
市場全体の総稼働は【昨年2022年8月よりもわずかに高い】となっています。
市場の動向は【昨年と同じく今週から市場客数が減少傾向】となっています。
種別稼働は【4Pわずかに低い、1Pわずかに高い、20S高い、5S高い】となっています。

【4P部門】
「P大海物語5」「P海物語E」「PA海物語3R2スペシャルMBA」「PA新海物語ARBB」など、主に「海シリーズ」が平均シェアを超える推移となっています。
 
【20S部門】
「L北斗の拳」「L主役は銭形」「S沖ドキGOLD」「SマイジャグラーⅤ」「SGOGOジャグラー」が平均シェアを超える推移となっています。
 
今年2023年にリリースされたPS新機種で安定したシェアで推移している機種は(※8月のPS新機種を除く)

【PS新台】
1月新台
2月新台「P大海物語5」
3月新台
4月新台
5月新台「L主役は銭形」
6月新台
7月新台「S GOジャグ」
が平均シェアを超える推移となっています。

8/22までの全国数値より

今年6月から8月と昨年同期間の推移を比較

 
P部門が持ち直している要因として、上記のように
「1P」=昨年を超えており、好調が続いている
「ハイミドル」=PガンダムSEEDの影響で持ち直している(ただしこの後は不安)
「甘デジ」=徐々に稼働が上がってきている
「海シリーズ」=ミドル、ライト、甘海すべてで昨年を超えてきている

個人的に注目しているのは「1P、甘デジ、海シリーズ=シニア、海層、昼層、低単価層」など基本的に新台稼働に頼ることができない分野です。これらの好調の要因としては大きく

【コロナ禍からの回復=公にマスク緩和、5類から類引き下げとなった】
【P店舗がシニア対策を始めた=〇〇販売会の実施が多くなってきた、ファン感への注力】

など、今まで放って置かれていた「シニア、海層、昼層、低単価層」へのテコ入れ基調が高まっているためだと考えています。

スロットトレンドは緩やかになり、実は、いまはP部門の中の【低単価低射幸トレンド】が、静かに、でも大きなトレンドではないでしょうか。

では本日もさっそく行きましょう!
(パチンコ新機種)

新台リリース2日目のライトミドルの比較

(スロット新機種)


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