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韓国留学する前に両親に相談しなかった理由

今日は、韓国留学の奨学生を志願する前に家族に相談したのかについてお話しようと思います。

私が志願した奨学プログラムは韓国の国際教育院が募集しているものでした。(私が志願した当時から変更がある場合があります)

まず、一般的な留学ではまず問題になるのは留学資金ですよね。
この奨学プログラムは、授業料免除、毎月生活費と健康保険料を受け取ることができて、最低限の生活費の面で安心できます。
さらに、手続きに保証人や銀行口座の残高証明書などが必要ないため、自分が「行く」と決心すれば、手続きにおいて家族に頼むことはほとんどありませんでした。

当時、私はすでに25歳になっていて実家を出て一人暮らしをしていました。もう、親の顔色を伺うような年齢でもなかったし、
両親は海外経験がないので留学について話し手もあまりピンとこないかと思って、留学の奨学生プログラムに応募していることも相談しませんでした。
結果的に、プログラムに採用されてから留学に行く旨を両親に伝えました。

私の中では国内で引っ越すような軽い気持ちで志願を決めて、運よく採用されたのですが、
正直、今思えばもう少し、家族に限らずいろんな人と相談しておいても良かったなとも感じます。
なぜなら、プログラムを終えて帰国するときに、また進路をどうするかという問題が発生するからです。
もちろん、帰国しないで就職や進学して新しく頑張ることもいいのですが、
高卒や大卒すぐに韓国に住み始めた人と違って、私は留学に行く前にすでに、成人してからの日本での生活や人間関係の基盤がある程度できている状態だったので、帰国するか、しないかよりも、もっと広い視野で将来を考えられるとよかったと思います。
そのために留学中も日頃から、家族や以前からの友人知人と連絡を取っておけば、韓国での生活が合わなくて限界を感じても、自分にとっての居場所が他にもいくつかあると安心できたはずです。

私の場合、留学前に家族に相談しなかったことで、見知らぬ土地が一度頑張ってみたいという自分の気持ちに集中できたし、周囲から要らない不安をあおられずに済んだので、勢いにまかせて行ってきて後悔ありません。
それに、20代後半という、少し精神的に落ち着き始めた段階で留学に行けたのもタイミングが良かったと思います。

もちろん留学自体は、いつ行っても誰に相談しても、行って勉強して慣れない生活の中でなんとかしていくのは自分なので、自分が行きたいと思った時と金銭的や社会的情勢の問題なく行ける時にまず行って、現地に着いてから先のことを考えるのも作戦としてアリなのではないでしょうか。

結局、あれこれ悩んでも、海外では思い通りにいかないことも多ければ、外国人として生活することは日本で日本人として生活することと勝手が違ってくる分、行く前には知らなかったことがたくさんあるのが普通でしょうから。

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在学中の金銭問題に関して、奨学金を利用して修了した所感について書きました。
後続のための参考になれば幸いです。



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