希(キ)

好きに緩く

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    詩というにはあまりに凸凹

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2023

相変わらず楽しく仕事ができた1年 人に恵まれる豪運は僕の自慢です。 生涯を共にできる相手と出逢えた1年 貴方と出逢えて本当に良かった。この先もどうか宜しく。 来年の目標はシンプル 年収を2023年の倍にする まずはここです。 必死に楽しく頑張ります。 後は感性をもっと育てます。責任を持って。人間を磨きます。 2023年、365日を楽しく過ごせたことを心の内から感謝します。 ありがとう。

    • 星の音

      真夜中のランドリールームのような、煙色の空のような、蝋燭とブランデーのような、そんな艶っぽい曲ばかりだと眠ってしまうから。 朝日から夕焼けまで、その熱に手が届くと信じて追いかけ続ける真っ直ぐな曲を。 自分以外の煌めきに目を向けるんじゃなくて、自分の輝きで隠すくらいの曲を。 そういう言葉を聴いて、かっこ悪く胸熱くさせる時間を作ろうよ。 50の音で0の心を満たせ。

      • 研磨

        久しぶり 一番近くで今日も見てたよ ところでどう? できるようになったと思った? できてると勘違いしてない? まだまだ未熟 絶賛成長期 超伸びしろの塊 今に満足するな 比較対象は天辺へ 今に満足するな 足下へは地雷の絨毯を さあ登れ屋根の上 下を見て地面の存在に安心するな 上を見て途方もない青に心躍らせろ ただし、焦るな 地に足をつけて 一歩一歩着実に進め 明日からもまた 一番近くで応援しているよ

        • 曲芸師

          もしかしたら元の形は同じだったのかもしれない 今の自分たちを形造るのは これまで触れてきた「絶対」の濃さ 当たり前とは。正解とは。常識とは一体 挨拶の仕方、メールの文面、食事の献立、食材選び、車の運転、駐車方法、電車での座る場所、バスでの位置どり、リップクリームの塗り方、言葉遣い、置き手紙の書き方、冷蔵庫の中身、部屋の掃除の仕方、家具の置き方、洗濯物の干し方、自転車の走行場所、歩行者が歩く場所、ゴミの出し方、食器の洗い方、トイレの使用方法、待ち時間の過ごし方、座り方、身

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          8本

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          ランドリールームより

          窓の前を黒猫が通る マスカットのような碧色の瞳はいつしか絡みついた不幸を感じさせない 揺れるしっぽ 1つが2つに、2つが4つに ようやく秋を感じさせる空で光るオリオン座 薫るは焦げた夏色か染まり始めた秋色か ぴょんと跳んだ先には金木犀 ツンと触れる鼻先 秋が弾けたようにくしゃみを1つ それにつられてくしゃみを2つ 右手で夏を 左手で秋を 夕焼け空で光る月 今度は瞳が月に見えた

          ランドリールームより

          人の汚さ、私を愛して

          私だけを可愛がって 私中心に回れよ世界 奪られる訳でもないのに湧き出るジェラシー 突然割り込んできたお前をどうしても愛せない 気にしなさすぎる 人に興味がない 人に期待できない 誰かが言った短所は私にとっては欲しい長所 ゆらゆら揺れてくないものねだり 言動 行動 表情 相槌 全てが癪だ 別に何かをされた訳でもないのに 上手くいっていない訳でもないのに 目に入るお前を直感が底から否定する 余裕がないのなんて自分が一番分かってんだ それでも それでもさ 余裕がない

          人の汚さ、私を愛して

          滾り滾り

          若い芽を摘まないように。 どんな世界にも順番をつけたがる世界。 2番よりも1番。負けよりも勝ち。劣性よりも優性。 頭の中をがっちり掴まれ形を変えた価値観はいつしか固まる。 足掻いても足掻いても引っ付いてくる順番。 だからこそ競え。勝ち負けじゃないと思えるところまで、勝ちに拘り続けろ。 遊戯・趣味・仕事・スポーツ、ジャンルは何だっていい。 無我夢中になれるもので勝ちを掴め。 挫折。敗北。関係ない足掻け。 全ては最後に繋がる材料だ。 だからこそ、勝ちに拘り続けろ。 摘むん

          滾り滾り

          no title

          すぐに成果として現れなくても すぐに上手くいかなくても 周りが上手くいってても 自分だけ大器晩成過ぎても あの人だけ上手くいってる様に見えても 自分だけ上手くいってる様に見えなくても 止まらないで 3歩進んで2歩下がったとしても 1日1歩しか進めなくても 止まらない限り進むだけだから できる限り止まらないで けど疲れた時には一旦止まって 世界に汚く付けてきた足跡を見返して笑って まだまだ不恰好な自分を真っ直ぐに見て 愛して愛して愛し尽くして また1歩ずつでも進め

          「どうしてだろう。ワタシは未だに、田中守ではない。」

          映画『愛がなんだ』の感想文です。 執着のパレード。嫉妬のフリースタイル。振り向かない虚像。鏡に映る自分から浴びせられる「ざまぁ見ろ」。普通なんてない、いつだってその時が乾杯だ。 こびりついて取れない。拭っても拭っても振り払えない。身体の神経から呪われている「恋心」という名の一方通行。 派生し繰り返す、無様で可哀な下心。 小さなひびを指でほじくり中に入ろうと頭を突っ込むが、到底入れない自分。落ち着いて見れたらどれだけ滑稽か。そんなのも分からないくらいワタシはアナタに侵され

          「どうしてだろう。ワタシは未だに、田中守ではない。」

          AIと【愛】

          1人の発明家が人生をかけて創り上げた大発明。名前を【愛】とした。 概念とコンピューターを材料に知能を研究するという聞けば恐ろしく大層なものの様だが、実際のところ、【愛】は世界をひっくり返せる程のものだった。 【愛】は世間に公表されると、瞬く間に世界中のトップ企業の社長や科学者に注目され、ビジネスへの導入が始まった。 それにより、発明家は莫大な資産を手に入れた。 一見、大成功にも思える話だが、実のところ、発明家は大金欲しさに【愛】を発明した訳ではなかった。 発明家は小さい頃

          AIと【愛】

          エブリデイ22:50

          「これ」を敢えて例えるのなら、 100点の横に花丸を描いてくれない小学校の先生 散ることのない桜 山の陰で咲く花火 カラメルソースのないプリン 毎日の22:50 背の小さなパフェ さくらんぼのないクリームソーダ コートに隠れる赤いニット 写真でしか見ることのできない実家の猫 うお座が最下位の星座占い 片耳を奏でるコードレスイヤホン ロウソク無しの誕生日ケーキ 1人だけのファミレス 自己顕示欲の助走である「俺/私の若い頃は…」 現在を見ずに過去と未来ばかり行き来している貴方

          エブリデイ22:50

          まきもの

          ザーザーと真っ黒いフライパンの上で流れる小さな種たち。少しずつ熱を帯びていくフライパン。あまりに熱いものだからポンっと脱出を試みる。が抜け出せない。いつの間にか閉ざされている天井。同志達もポンっポンっと力を合わせ脱出を試みるが、天井は一向に開く気配がない。 声を揃え拡声器で放つ「本音」、届く耳には「建前」と。 心を無にし溢れる屈託のない「笑顔」は「嘲笑」に。 助けたいという善意100%搾りたての「アドバイス」は「上から目線」に。 そっちがその気ならこっちも考えがある。 幾千

          まきもの

          明日の5分前、今日の残り5分

          いつ死ぬのか分からないはずなのに、どうせ明日も生きているだろうと思えてしまう世界で生きている。 そりゃあ人が死んだら大事になる。 目、耳、腕、足、肺は2つずつあるのに1番大切な心臓は1つしかないのが当たり前の生き物。 そりゃあ誰かと一緒に居ないと不安になる。 本能に植え付けられた競争心。それを理由にすれば人殺しさえも仕方ないで済むだろうにそうはさせない世界。人間。 人間以外には見向きもしない。牛、豚、鶏、何故か人間が生きるために育てられている。独善的が当たり前で通ってい

          明日の5分前、今日の残り5分

          野良純粋

          空と一緒に雪を集める。手のひらに集めたその雪をギュッと固める。四角でも三角でもなく、最初に教えられていつからか普通となった球体。弾けたそれをまた掻き集めまた同じくギュッと固める。解れたニットの断片と一緒に固めれば忽ち色が着く。 ニットを着たその球体はどこかくすぐったそう。行ったり来たりの心変わり。笑顔で進むは八方塞がり。海に毒を一滴垂らしても何も変わらないと説いた貴方の海は嘸かし平和みたい。最初から毒だらけの海かもなんて誰も思わないのだから。 自分は普通とは違うって誰しもが

          野良純粋

          「イタさ」は時に自分を救う

          最近、感覚で見ることが減ったように感じる。 言葉が出てこない。あんなにポンポン出ていたイタフレーズが出てこない。 何故だろうと考えた。思えば12月あたりからだろうか。一時期は雪と一緒に降ってきていたがそれきり殆ど出てこない。 なぜ12月からなのか。そう考えた時にこれが原因か?と思うものが1つ出てきた。 『慣れ』だ。環境への慣れ。 私は新しい環境に慣れるまでにかなりの時間を費やす。かなり観察の時間が必要なのだ。22年生きてきて判明した私の弱点である。 慣れるということはいい

          「イタさ」は時に自分を救う

          「自分を信じる」 それは、自らの「可能性」「判断」「実力」これらを脳と心臓で握り締めること。 傲慢や驕りは癌だ。 骨格は「謙虚さ」 失敗体験が肉となり、成功体験が血となる。 そして培った「自信」が衣装となる。 「自分を信じることが強さです。」 先輩、私本当に頑張るよ。

          「自分を信じる」 それは、自らの「可能性」「判断」「実力」これらを脳と心臓で握り締めること。 傲慢や驕りは癌だ。 骨格は「謙虚さ」 失敗体験が肉となり、成功体験が血となる。 そして培った「自信」が衣装となる。 「自分を信じることが強さです。」 先輩、私本当に頑張るよ。