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追悼・鳥山明

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鳥山まんがの技法を徹底分析しましょう
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記事一覧

コロナ禍の『こち亀』最終巻

地元図書館に「こち亀」単行本があったので、順に借りて読んでいます。 もしかして全巻あるの…

KK
2週間前
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「ドラゴンボール」連載終了の裏話

先日、週刊少年ジャンプの三代目編集長だった方の企業小説風昭和熱血おじさん青春小説『さらば…

KK
3週間前
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『こち亀』第198巻

地元図書館に全巻そろっている…ということはなくて最終数巻があるようなのでひとつづつ読んで…

KK
4週間前

『こち亀』第186巻を読んでみた

図書館の棚に200と186があったので後者を借りてきました。 200は先日借りたし。 2013年刊。…

KK
1か月前

中学以来、縁の途切れていた『こち亀』を読んでみて (第200巻と188巻)

いわゆる『こち亀』を先日、地元図書館で借りてきました。 第200巻です。かなり分厚いです…

KK
1か月前
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https://agora-web.jp/archives/240408222438.html
論壇誌「アゴラ」に寄稿しました。タイトルは「悟空とアラレちゃんは『セクシー田中』事件をどう見ているか?」。あの悲劇について、少しばかり変わったアングルから論じています。

KK
1か月前

少年ジャンプ編集長(故人)による回想録『さらば、わが青春の少年ジャンプ』を借りてきて飛ばし読み。面白い~!!! 企業小説としても読める。マシリトさんを「ジャンプ」から彼が外した理由もうかがえる。これの刊行後、博士の編集長時代が始まることを思うと実に味わい深い。

鳥山明は物語作り(週刊連載の)は苦手だった。バトル描写と諸設定(冥界だのナメック星だの)でとにかく毎週の人気投票トップを維持して、物語とか熱いメッセージ(≒ど演歌な情念)とかは副次的に生じてくればそれでいいと割り切って駆け抜けていった。それが「DB」。

KK
1か月前

アラレちゃんがメガネっ娘になった本当の理由(その6)

当時の担当編集者さんがラジオで追悼語りをされていました。 「待ってろよ。君以上の才能を見…

KK
1か月前
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センベイ博士の孤独について

以下のまんがをご覧いただきたい。 このコマ構成の巧みさについては、これまで何度か本ブログ…

KK
1か月前
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アラレちゃんがメガネっ娘になった本当の理由(その5)

前回のぶん ⇩ 今回分析していくのは、残り2ページのうち、右ページです。 前回の分析で、…

KK
2か月前
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アラレちゃんがメガネっ娘になった本当の理由(その4)

前回のぶん ⇩ 今回分析していくのは、以下の左ページ。 順に見ていきましょう。以下は最上…

KK
2か月前
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アラレちゃんがメガネっ娘になった本当の理由(その3)

前回のぶん ⇩ 今回はアラレちゃんのペンギン村デビューを見ていきます。 このページの分析…

KK
2か月前
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アラレちゃんがメガネっ娘になった本当の理由(その2)

以下が前回のぶんです ⇩ ひとつ前のページでメガネがこの女の子に装着されました。 そして左側のページが以下のものです。 何か気づきませんか? ギャグまんがでありながら、このページには笑いがないのです! よく見てください。おっさんと女の子の会話がいちおう掛け合い漫才してはいますが、もし日本語の読めない方が目を通した場合、ふたりのやり取りがわからないので何が面白いかわからないと思います。 ページの下半分についてもそうです。デパートの垂れ幕に「オムツからミサイルまで」と