迷える数学学徒&物理学学徒たちに、そっと耳うちしてあげる本を
幼い頃、数理物理の方面に進みたかったこともあって、作用素論には今でも心惹かれます。ちなみにこの本で独習しました。懐かしいです。十代のとき地元の県図書館(今は移転して影も形もない)にこのシリーズが、全10巻揃っていたどうか覚えていませんがとにかく書棚に並んでいて…
これが最終巻です。今でも読み返しています。
高校で習うツーバイツーの行列の話題から始まって、固有値、固有ベクトルの話に進んで、それぞれ複素数が混じってくることを例示しつつ、複素数と行列の切っても切れない関係をあぶ