響き ~見抜く~
君の声が聞こえた
遠くから呼んでいる
俺の名前を呼んでいる
何度も何度も呼んでいる…
呼ばれている
…
呼んでいるんじゃあない
叫んでいるんだ!
叫んでいる
なぜそんなに叫んでいるんだ?
俺らしくない・・
俺らしい、ってなんだよ?
なぜそんなことがわかるんだよ
俺のなにを知っているって言うんだよ
君の中の〔なにが〕
俺をそのように見ているんだよ
🌤️✨🌤️ 🌤️✨🌤️ 🌤️✨🌤️
ちょっと待った~!
なるほど…
そういうことか
一番遠くて近いのは俺だった
そして、
一番近くて遠くなっていっていたのも
俺自身だった
なんだ、
だからか
君はその事をとうに見抜いていたんだね
さすが!
俺の相棒、伴侶
感謝だよ
さて、と
真実の相棒の伴侶に出会ったから
これからどのようになっていくんだったろうな
🕊️✨🕊️ 🕊️✨🕊️ 🕊️✨🕊️
あれ?
俺は覚えているぞ
君の声、君の顔、君の姿、容姿、性格…
どんなものが好きかきらいか
どんなことをしたいのか
どんな風に楽しむことをしていくのか
どのように生きたいのか、生きるのか
どうしてこの世界に生まれてきたのか
なぜ、
俺と出会ったのか
出会うようになっていたのか…
俺は全て知っている
知っているんだ
わかっているんだ
最初から・・
なにも忘れてなんかいやしなかったんだ
🌳🐦🌳 🌳🐦🌳 🌳🐦🌳
俺の今までに生きた人生全部が、
君に出会うために生きた道のりだったんだ
それを思い出せっていうことなんだな
思い出さないと
俺のこのポッカリ空いた空洞は、
いつまでもいつまでも
いつになったって、
満たすことが出来ないっていうことなんだな
そして
それを満たすのは他人じゃない
自分…
自分が満たしてやらないとならないんだよな
そうだったよ
思い出してきたよ
『やっと自分の中に還って来る気になったんだね。
とうとう自分から
還ろう、と思えたんだね。
良かった。
待ちわびたよ。
おめでとう。』
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