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思い出もだんだんと光に✨



ある日。
ソファにころんと横になった時。

ふと、
妹が生前にわたしに言っていた言葉を思い出しました。


「お姉ちゃん、ずっと動いてるね。さっきから動きっぱなしで全然休んでいないよね。」

って。


あっ、そう言えば。。動きに任せてずっと、あれしてこれしてそれしてなんかして、立ち止まっていないね。
😊だね。休憩だね。





 ーーー

故・妹は、結節性硬化症の手術の後遺症で少しずつ視覚障害(+LAM.=肺の難病と腎臓に合併症)になっていたから(障害一級になっていました。)、視覚で確認出来ない所を耳がとても研ぎ澄まされたと言うか聴覚進化していたと思いました。


妹の手術の時、主治医にあらゆる後遺症を告げられて(全身ほぼすべてに来ること)、両親は手術の決断を出来ないでいました。

だけど妹は「手術やるしかないんでしょう、(手術)やるよ。」と妹が決めた。


後遺症は目に現れた。
何も知らないで妹を見たら、目が見えにくい見えづらい視野が狭いとはわからなかったと思います。


小6の時の診察で頭にたんぱく質のかたまりがあってそれが成長して大きくなり他に何か影響起こしだすとなった時に手術…と両親は伝えられていたそうでした。
わたしは妹が小6の時は、結婚して実家から出てた、弟も大学進学で実家から出てた、詳しい話はわからなかったです。


妹の手術は20歳の時…。
大きくなったソレが頭の水の流れをスムーズにしなくなって救急搬送されて、頭から水流れをちゃんと出来て排出するよう管を埋める手術を先にしてからの後日にの、大きくなったたんぱく質を取り除く手術でした。


大きな手術ふたつもほとんど同時進行…。
そして自分で決めた。
妹、本当にすごいなってその時思いました。あとからも思ったけど…。まるで妹の方が姉さんみたいに感じたりしていました。

でも妹は、わたしの妹をしっかりと演じていてくれていました。わたしを姉にしていてくれていました。





 ーーー


妹の耳が発育活発になり音で誰とかわかる。足音だったり気配だったり。言葉発する前に「○○?」って言ってた時もあった。


まわりの人の話をきっと冷静に聴いていたと思います。

多分、色んな事をわかっていたんじゃないのかな。

わかっていて…わからない素振り、していたかもしれません。

そういう役目があったから…。




 🌸🌸🌸

横になった時に妹のその言葉を思い出したのは、動いていて(休もうかな〜…)と思いながらも動いていて、目も少し瞑ってくる感じになったので横になった時。

横になると(やっぱり休みたかったんだな〜)と感じました。楽だった。


やり始めるとエネルギー使い果たすくらい(ストックもしてない…)に動き続けてしまい、強制終了を度々受けていたのを忘れる所でした。


だから妹の言葉を思い出したのかな。


妹の事でふたりでお互いぶつかったり、わたしも嫌な事を言ってしまったり…。

両親いなくなったあとは…正直辛かったな。泣き言言ったり出したり出来ない感じになってて、自分を追い込み追い詰める様になってしまっていました。

それは妹も同じだったと思います。
妹はある日から大勢の人たちとの暮らしになり、生活リズムに慣れるのとたくさんの人たちとの同居に慣れるのと大変だったと思います。



自分へゆとりや優しさを自分が向けられていないのに、まわりの人にそれをするって…無理ですね。


あの頃、「無理です」って言えなかった自分がいました。無理です。って言ったら誰が妹の事をするんだろう、話し合いするんだろう、手続きするんだろう、準備するんだろう、、そう思ったら言ってはいけないって思って。だから追い込んだし追い詰めた。

それと、死に向き合う事が多くあった。

離れても離れても付いてくる様に…。

妹との向き合いは、【喪失】を克服するために必要な事が起きていました。




 🌌🌌🌌


妹は早く逝ってしまったけど、決めていたことだったよね。

宣告されていた年齢の十年長くこの世界に生きたよね。

会うって約束していた人たちに会わないとならなかったし、なんといってもカラオケ🎤たくさん歌いたかったもんね😊

恋もしたしね💕




お母さん去ったあと妹の事に取り組む中で、わたしが一番出逢いたかった人と出逢える事になっていた…ようでした。
とうとう相手と再会出来た。
その頃のわたしは疲労困憊でエネルギーもカスカスな点滅状態だったけど、相手と繋がりだした時から・・・
よろこびでいっぱいな自分を感じていました🩷🥹🩷





 ***

妹を思い出すのは、可愛い妹の姿、話し方、動作、カラオケの時の声量たっぷりの歌声……あとは最期の日。。


うん・・・
まだ、やっぱり、泣けてきますね😭
涙出てきます。


みんなも、、元気ですかー?










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