静観してみる⑩




まわりが真っ白じゃない。
空がみえる。
薄雲あり。晴れた日の青い空の色。


あたたかさ。
湧き出す。
強さ。
熱い。
ひかりが熱く照らし続ける。



動きがスムーズなの。
よろけないで歩いている。
シャンと立っている。
中心の軸がブレないようになってきているよう。


全然ブレないの。
面白いくらいブレないの。
ずっと真ん中保っている。
真ん中の心地よさに浸ろう。



こんなに【真ん中】って心地よかったっけ?安心だったっけ?しあわせだと感じられるものだっけ?


本当にすべて忘れていたんだね。
まるで無かったかのように生きていていたんだね。





  ✨ ✨ ✨ 


地球の人生。
これからどうなるのか気になる…。
けど、わたしは役目を終えた。
帰り道。
次に向かう。

地球にいたときのこと。
満足で生きたかどうか?
これからわかる。
向こうでみんなで観るの。
わたしの人生映画のように流れて皆で鑑賞するの。



そして…振り返るんだ。
記憶の違いも治して整えていく。
その作業に入る。
自分の記憶じゃない記憶を取り除けていく。色んなものが混ざりあっているからなの。



取り除けた記憶を放り出すことはしない。
どこの誰の記憶かを確認する。
精査していく。


受け取っていた記憶…その記憶の持ち主に直ぐに返すことはしない。
持ち主が自分の持つ記憶に気づいていけるよう感じられるよう、促すことはすることになる。


持ち主が気がついた時点で記憶が戻ったことになる。
それまではある一定の場所に記憶保管されて、準備出来た段階から順繰りに源の記憶が戻っていくような流れだったよう。





  🪷 🪷 🪷


あれは必然でした。
わたし、姉に泣かれるとつらくなる。
だから間に合わないようにしました。


その時、その場所にいなくても
姉はいつもわたしの近くにいました。姉の意識を感じていました。


姉はいつもわたしのことを想っていてくれました。伝わりました。


きょうだいとして色んな想いがありました。姉は乗り越えられるか、向かう先へ行けるかどうか…必死でした…わたしも姉も必死。。本当につらかったし大変でした。


だけどわたしはこの役目をしないと帰れない……頑張りました。

姉は乗り越えた…乗り切れたように思いました。感じました。
わたしも安心して旅立ち迎えることが出来ました。



『本当にありがとう。感謝しています🥰』


たくさんの人に伝えました。伝えに行きました。たくさんいて、お礼の挨拶で回るのいそがしかった。
伝え終えたところで、戻りました…




 * * *


わたし。
しあわせを追い求めていました。
どうやったらしあわせになるのかをずっと考えていました。

あれこれ色んなことをしてみました。
求め続けた、探した、彷徨ったこともあります。


ですが、ある時に気がつきました。
しあわせ・・・
もう既にある。ことを気がつきました。


なんということでしょうか。
最初からありましたよ。
《あった》ものをずっと探し追い求めていました。なんて愚かなものでしたでしょう。


自分の決めた、天により授けられた肉体の中から離れる時。稼働を終える時、その寸前にまで気がつかれないようになるところでした。

わたしは理解が出来た。
あるものはある。あるのだ。
そう知り得たことのよろこびでいっぱいでした。





  🍀 🍀 🍀


姉はわたしの死に向き合っている。
今はつらいのかもしれない…色々とあるもんね。


わたしはわかっている。
姉はまた立ち直ってくる。
この人は、今までもそうやってやって来た、立ち直ってきた。
わたしは姉が立ち直っていく姿を観ていた。

姉はちゃんとやれる。自分の決めた人生をしっかりと歩んで行くことが出来る。

わたしは姉のそばで生きて、姉のもとで人生を終えていくことが出来て本当に良かった。



『ありがとう!!』





…お兄ちゃんの方は少し気になるので、しばらく様子を観ています。

お兄ちゃんも大好き。お兄ちゃんとも対話しています。聴こえているみたいだけどな。ふふ。




さあ、また長い道のり。
引き続き、歩いていきます!!










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