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ランニング歴まもなく3年、計画性がなくとも継続させる走り方

はじめに

お疲れ様です。以前も書かせていただきましたが、3年前の6月に急にランニングを始めてから今日まで月100km走破を奇跡的に継続させていただいる48歳の会社員です。実は先月ハーフマラソンの大会に参加して1km 4分54秒平均で走り切ることができ、この3年間の成果を実感している所なですが、そこでの無理がたたり、左足を負傷、、現在はスローペース(ほぼウォーキングw)に切り替えて、それでもなんとか丸3年に向けて頑張っております。
これまでも負傷や病気(コロナにかかったこともありました)を乗り越えてきたので、今回も何とかなるかなと思いつつ、これまでの3年を少々振り返りながら、どうして継続できてるだろう?と自己分析も兼ねながら書き綴ってみたいと思います。これから運動を始めようという方、物事が継続しないで悩んでいる方の一助になれば嬉しいです。

モチベーションを後づけにする

そもそも私は三日坊主の性分で、何かを継続したことは今までありませんでした。むしろ何かを始めてはいつの間にか止めて、また新しい何かを始めるというのが日常で、自分のその日暮らしの性格に飽き飽きしながら40数年過ごしてきていました。
そんな私が今回ランニングの継続に成功したのは、度重なるモチベーションの後付けが大きいかと思っています。
一般的にモチベーションが先で行動や継続が為されるという事が言われていますが、私の場合、モチベーションがコロコロ変わってしまう性分なので、中々このフローが当てはまりませんでした。
そこで、編み出した方法がモチベーション後付け作戦です。まず走ってみて、その日に起こった変化を観察してみます。まず、ランニングを始めて分かりやすい変化は、体重の変化です。下手すると1日-2日で500gから1,000g減ったりします。そこから、走り終わった体重を思い描きながら、1ヶ月は続きました。
その後はというと、やっぱりご飯がうまくなります。そうすると走り終わった後は、三茶のラーメン屋で一人打ち上げしようという風になる。(体重と矛盾しますが、最新で後付けされたモチベーションを優先するのがコツです。)
そんなこんなで、

  • 走った後のサウナはいつも以上に整う→10km離れたサウナを目指して走ってみよう!

  • 走っていると日焼けして健康に見える→太陽が昇る方向に向かってひたすら走ってみよう!

  • 最近痩せたと言われる。→友人と久しぶりに会う前に、追い込んでみよう!

  • 走ってる間は意外と頭が冴えている→ビジネス系Youtubeを聴きながら1時間走ってみよう!

  • あの人のランニングウェア格好いい→今月やりきったご褒美に高めのウェアを買いに行こう。

など、正直、ここでは挙げきれないくらいのモチベーションの数々が書き換えられ、気づいたら継続していたといった具合です。こんな経験で学んだのは、人間(自分)なんて全て後付けで良いという楽観的な処世術ですw

適切な装備

これまでモチベーションというどちらかというとメンタル面について明記しましたが、次に大切なのが、物理的な準備です。何せ急に始めたもので、こちらも後付けで徐々に拡充させていったのですが、私が重要だと思うアイテムは以下の通りです。

  • もちろんランニングシューズ
    よく最初から色々吟味して時間をかけて探す人が多いかと思いますが、メジャーなブランドであれば、安くて一般的なモデルで十分だと思います。どうせ最初は数キロほどからスタートするので、そこまで負荷はかかりません。それに、あれこれ吟味して時間をかけるより、一日でも早く走り出すことが重要です。ならば、最低限の装備でスタートして、未来の後付けのモチベーションのために高い装備はとっておく事をお勧めします。

このタイプの紺色を買いましたが、確か4,000円しなかったと思う。
  • ランニング用リュック
    最近はやっていませんが、一時期会社まで走っていってた時期があり、時にPCを背負いならが、ランニングしていた時期もありました。その際に、ランニングに適した軽くて丈夫な素材でできたトレラン用の購入したのですが、これによりいつでもランニングができる状況というものを作り出すことができました。例えば、休日電車で何処かに出かけつつ、着替えを入れておけば、帰りはランニングで帰宅なんてこともできるのです。これまでブランドは下記のものしか購入したことはありませんが、サイズ違いを購入して、いろんなシーンに合わせて今でも活用しています。

Salmonのトレランバックは軽量かつ丈夫で普段使いにも十分いけます。
  • なるべく軽い素材のランニング着
    いつでもバックにランニング着を忍ばせておくと、思いついたタイミングですぐに走り出すことができます。通勤帰宅の途中や、仕事の合間など、「今なら走れるなあ」といった瞬間を逃さないようにする環境づくりも大切だったります。

  • ランニング用のスポーツ時計
    これは、私の中で最も重要に感じるアイテムです。始めた当初はスマートフォンのランニングアプリを使って走っていましたが、誤作動で計測できていなかったり、気づくとスマホの電源が落ちていて、せっかくの成果を記録化できなかったりしてだいぶ凹みました。
    私はアマゾンのポイントがガーミンの下記のモデルを入手して2年半ほど使用しておりますが、ほぼ間違いなくランニングのログを残せるので、これにより劇的にモチベーションが上がりました。

エントリーモデルとしてはコスパは良いと思われるForeAthlete 45
記録と写真を統合してSNSに投稿できる機能もモチベーションアップに繋がる
  • 走るのに適したワイヤレスイヤホン
    先ほどのモチベーションの話でも出ましたが、ランニング中って意外と頭が冴えているんですが、走りながら同時にやれることは限られています。一番適しているのは、聴覚を使ったアクティビティでしょう。最初は、アップテンポな音楽を聴きながら走ったりしていましたが、徐々に趣向が変わり、最近ではビジネス系のコンテンツや本の朗読を聴きながら走ったりしています。走るのが辛い時には、コンテンツに集中し、コンテンツがつまらない時は走り方に注意を払ってみたりと、走りながらの選択肢が持てることで楽しみが増えました。
    最初は、コード付きのイヤホンを使っていましたが、当然の如く、コードが邪魔となり、ワイヤレスイヤホンへ。最初は安い(3,000円程度)モデルで凌いでましたが、防水が弱いので数ヶ月で壊れました。その後、防水性を高めつつ、それでも壊れたり、無くしたりを繰り返し、最終的には防水性と付け心地、耐久性で骨伝導のモデルにいきつきました。

骨伝導ワイヤレスイヤホン

と、まあ、他にも色々なアイテムを購入しましたが、繰り返しますが、最初に全てを揃える必要はありません。状況に応じて、広がりに応じて、アイテム購入をうまくモチベーションに繋げてください!

ルーティンの作り方

ランニングを続けていて、よく聞かれるのが、
「週どれくらいのペースで走ってるの?」
「いつも何時くらいに走っているの?」
といった類の質問です。

答えはというと、あまり明確なものはありませんw
基本的には朝走るのは、とても気持ちが良く、朝一に達成感を得ると一日中ポジティブな感覚が保てるので、おススメです。でも、あまりそこに囚われると、できない時に罪悪感に囚われてしまうので、私みたいなタイプの人間にはオススメしません。

ルーティンもここは後付けで良いかなと思っています。
私の場合月100kmを目標にしているので、大体週で割り戻すと1週間で25km目標、最初は5kmを週5ペースで走っていましたが、最近では平日7-10kmを2回、週末どちらか10kmを走るといったアバウトな感じでやっています。

もちろん飲み会が多かったり、仕事が忙しい時にはそんなにうまくは行きません。そんな時は、三日連続10km走るなんてこともあったりしますが、それも一興。要は帳尻が付けば良いのです。
このようなスケジューリングにダイレクトに影響するのが、食事と睡眠でしょうか?二日酔いだと、もちろん走れないし、前の日暴飲暴食をすると、走っている最中に腹痛を起こし、途中で断念したりもします。あと、寝不足だとほぼ、ランニングの足取りが重くなります。そんなこんなを繰り返し、休肝日を作る、平均7-8時間は寝るといった事が意外にもルーティンとなリマした。それまでは、お察しの通り、毎日飲み明かし、平均睡眠時間は5時間あれば良いくらいでしたから、驚くべき変化を遂げた気がしますw

ケガの予防と対処

ランニングにおける継続術をこれまで、ツラツラと書いてきましたが、継続が終わる一番の要因はケガだと思います。今まさに、このケガに見舞われて危機に直面している最中ですが、そんな時は、当たり前ですが、可能な限りで継続する事です。今の状況で言うと、走ると左足首に痛みが走るので、1週間は休養しました。その後、ウォーキングで1日10kmを小まめに稼ぎ、今月も100km目指して頑張っています。

私の場合、これまで味わったケガのタイプは3種類です。

  1. シューズやフォームの変更による靴ズレ

  2. 一回の走行距離を急激に伸ばすことによる疲労

  3. ランニング中コケることによる負傷

1は1年に2回くらいは訪れる事象なのですが、なるべく自分に合ったシューズとフォームを身につける事が重要で、これまでなし崩し的に乗り切ってきた私ですが、少し勉強をしていかなくてはと思っています。

2は、まさに今の状況ですが、今回タイムにコダワリ過ぎて負荷をかけてしまったので、今後タイムは二の次で考えたいと思っています。あとは、1回の走行距離は徐々に伸ばしていくのが、一番近道のような気がしています。

3は、もう、気を付けるしかありませんw 特に暗い道を走る時には、ちょっとした段差が見えなくなり、これまで4-5回はコケましたね。。この年になってひざを擦り剥いたりすると、その回復力の遅さたるやカサブタになるまでに1週間、完治するまでに1か月はザラにありますw
あとは、段差に弱い走り方はしない方が良いです。具体的に言うと、足をあまり上げない走り方(少しすり足に近い感じ)を試した時に良くコケてたので、そこから少し意識するようになりました。

正直、もしこの先ランニングが継続できなくなる日が来るとしたら、このうちのどれかで、さらに致命傷を負った時ではないかと思っています。もし、そんな日が来たら、ランニングを別の安全な運動(例えば水泳?)に切り替えて、またいろんな後付けモチベーションを創出したいと思ってます。

まとめ

いろいろ振り返って思うことは、行き当たりばったりのこんな私でも終わってみれば続いているという結果だけは、誇れる事だなということです。
結果も後付け、モチベーションも後付け、アイテムだって、楽しみ方だって、何もかも後付けで良いのです。とにかく、思い立ったら、やってみて、続いたらたまに振り返って、後付けのストーリーを作っていく、実はそんな風にして物事が成り立っているような気がしてきました。

一番良くないのは、あれこれ頭を巡らせてやった気になることなんでしょうね。Just do it…. そんな言葉の意味が遅ればせながら理解できるようになってきた今日この頃です。

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