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職場で「しない方が良いこと」3選

春といえば新生活。
安直ではありますが、春は始まりの季節です。
就職・転職などの仕事関係から、進学・進級などの学業関係までさまざまな"始まり"が存在する春ですが、

今回は「職場でしない方が良い」と思うことを取り上げていこうかと思います。

もちろん、絶対にこれが正解だ!というつもりはありません。あくまで基本的に「しない方が良い」だろうという内容であり、私はこうするなーという内容です。


1.お友達探し

結果的にプライベートでも付き合いのある「友人関係」になることは、とても素敵なことだと思います。
私にもプライベートで遊びに行ったり旅行したりする同期や、職場の人には知らせていない旅先のお土産を渡し合う先輩がいたり、プライベートな連絡先を交換して私的なやり取りをする上司がいたりします。

しかし、最初から「お友達」を探すのはやめた方が良いでしょう。

仲良くなるなということではありません。「お友達になること」を目的にしないということです。

仕事とプライベートを分けたい人がいたり、プライベートをさらけ出す人を遠ざけたがったり、職場の人にプライベートを漏らしたくない人など、職場にはさまざまな人がいます。

もちろん、そうだとしても全てに配慮することはできません。
なので、それはしなくても良いと思います。

ただ、ちょっと仲良くなったから、と思って距離感を誤ると仕事に影響が出る恐れがあります。職場は仕事をする場であり、職場の人間は仕事をするためのメンバーであることを念頭に置きましょう。

仲良くなったとしても、職場の人は職場の人。

よほど友達としてのお付き合いが始まらない限りは、あくまで職場の人であることを頭に置いておくこと、が必要です。

2.プライベート探り

これは、されたことがある人も多いのではないでしょうか。
仕事をする上で仲が良かったとしても、職場で良い関係を築いていたとしても、プライベートを開示するかどうかは人それぞれ。

相手が自分から話してきたならいざ知らず、相手から言ってきたわけでもないのにグイグイと探りに入ることはやめましょう。

趣味や交友関係、有給で何をしたのかなどなど。
別に知らなくても仕事に支障はない雑談で、仕事に影響が出るなんてあってはならないことです。
しかし、そこは人間。

「うわ、この人ちょっと苦手だな……」と思われてしまったら、それだけでちょっと損します。

たまに「それじゃ雑談もできない!」と言ってくる人もいますが、私はそうは思いません。

最初に言った通り、「相手が自分から話してきた」なら、むしろチャンスです。

「昨日〇〇に行ってきた」と言われたなら、その場所で何をしたのかを聞くことは問題ないでしょう。むしろ、そこに行って何をしたのか、どうなったのか、などを聞いてほしいはず。

コミュニケーションは、まず傾聴にあると思います。
相手が聞かせたい話なら、どんどん聞いて良いでしょう。

問題なのは、「〇〇に行ってきた」に対して「誰と行ったんですか」「異性ですか」などと別方面から掘り下げようとすることです。相手が開示したい内容にフォーカスする方が、スムーズかと思います。

もちろん、「〇〇の近くにある××が良いお店ですよ」などと話題をかっさらったり、「〇〇は行きたくないな」と否定したりなんてことは、職場の人が相手でなくとも論外でしょう。

また、よほど仲の良い間柄であれば、もっと深く踏み込む方が良いでしょうから、そこはケースバイケースかと思いますが、あくまで『職場の人』というくくりであれば、

相手が話したがっている話題の中心から広げましょう、プライベートに踏み入りすぎないようにしましょう、という感じです。

3.悪口・陰口・愚痴

「そりゃそうだろ」と思うかもしれませんが、少なくとも職場の人や仕事に関する悪口・陰口・愚痴は、せめて

職場と全く無関係の人に言いましょう。

基本的に筒抜けです。
どこで誰が聞いているか分かりませんし、プライベートだから飲み会だから私的な集まりだからなんてことは関係なく、どこからか漏れますし、最悪本人に伝わる恐れや何なら話がプラスされて伝わっていることすら有り得ます。

上司・先輩・同僚・後輩・部下・経営陣……仕事をしていれば、何かしら不満はあるでしょう。

それを本人にぶつけるか、上長などに「相談」するのであれば正当です。

しかし、悪口・陰口・愚痴という形にしてしまった場合、

基本的にそれを言った側が正しいとされることは、まずないと考えた方が良いと思います。

もちろん、性格の悪い人や意地の悪い人、能力のない人や要領の悪い人はどの職場にもいることでしょう。

でも、いくらそれが「正当な内容」だったとしても、「正当な手段」(この場合は上長への相談など)でなければ、ただの悪口・陰口・愚痴になってしまうことが多いです。

共感してくれる人もいるでしょうし、そういう人に話すことの方が多いでしょうし、そもそも漏らさないでと言っているでしょうが、

やっぱり漏れます。

そして、そういったことを言ってしまっていると、第三者から悪いように思われかねません。

とにかく、自分が損をします。

ストレスが溜まるかもしれませんが、そんなときは職場と一切関係のない家族や友人、いなければ壁に言うか紙に書く方がよほど良いでしょう。

そして、「あいつは仕事ができないんだから、それを悪く言っても良いはずだ。何ならみんな迷惑しているし、みんな同意してくれているし、悪く言われても仕方がないことをあいつはしているんだ」とか正当化しないようにしましょう。

だって、それはただのいじめですもん。
無自覚だったとしても、同意者が多かったとしても、むしろ多ければ多いほどいじめです。相手が上司だから何を言っても良いわけではありません。

ハラスメントを受けたのなら、正当な方法でぶちのめしましょう。

正当ではない方法で漏らして、本来なら被害者であるはずのあなたが損をする必要はありません。

4.最後に

つらつらと「職場ではしない方が良いこと」を3つ書いてみました。
新しい環境になる人も、新しい人を受け入れる側の人も、新社会人にもベテラン社会人にも、必要なことだと思います。

私自身、基本的にプライベートで仲が良い相手でも、職場では過度に馴れ馴れしい態度を取らないように気を付けています。(プライベートではタメ口で話すけど、職場では敬語で話す、みたいな感じです)

ただ、うっかりやらかしてしまいそうでもありますので、これはちょっとした自戒です……。

もし、仕事の人間関係を円滑に進めるための極意があれば、ぜひ教えてください!

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