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作る人に憧れて、観劇記録を書くようになりました。 コメント等はXのDMにお願いします。

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最近の記事

カムフロムアウェイ 観劇記録 〜楽曲編〜

「今作は配信および映像化の予定しておりません」 公式より発表があった。 ああ無念。大変悲しく残念に思う。 せめて音源だけでもと願うばかり。 仕方なく少しでも鮮明な記憶を保てるように 楽曲を通して『カムフロムアウェイ』について振り返っていく。 (とか言いつつ、風邪引いたりナンダカンダしたせいで観劇からもうすぐ1ヶ月が経つ) 購入したプログラムには全てのミュージカルナンバーのタイトルが記載されていたが、 キャストが歌わない台詞だけのシーンのBGMのタイトルも入っていたため、

    • カムフロムアウェイ 観劇記録 〜キャスト編〜

      観劇を終えて数日経った今でも、どこか夢を見ていたような気がするほど素晴らしい作品だった。 もう一度、もう何度でも観たくてたまらない。 飛行機の人たちが過ごした5日間(120時間=7200分)をたったの100分で表現するという無謀とも思える挑戦をよくぞ成し遂げたと思わせる濃縮された作品。 あっという間に時間が過ぎたようにも、もっと長い時間観ていたようにも感じる。 この感動はどうにかして書き留めておきたい。 はじめに 今回初めて、予習noteを作成して『カムフロムアウェイ』

      • カムフロムアウェイを最大限楽しむための個人的予習

        来たる3月21日 19:00からの100分間+アフタートークを存分に満喫するために、今回はnoteに書きながら準備してみようと思う。 今作を観劇する予定の方々が楽しむ一助にもなれたらと思うため全体公開するが、調べきれなかった点は○○等で記載、もしくは未記載となっていることを読まれる方にはご理解いただきたい。 そして、これは個人的予習のnoteであるため、人に見せることを第一としていないこともご理解頂けたらと思う。 (※ 編集の度に文章マシマシの1万文字超えとなっているため、軽

        • オデッサ 観劇記録

          105分の舞台。 ずっと同じ場所で3人だけが演じ続けている。 会話の中だけで登場する人物はいたけれど、出演者3人が何人もの役を演じ分けるといったことは無く、 日本語は標準語と鹿児島弁の2通りでの表現があったけれど、ストーリーを進めるにあたって重要になっていたのは英語と日本語の2つの言語だったためこれも正しい。 まさにキャッチコピーのままの舞台だった。 ・三谷作品のあれこれ 三谷作品の映画はそれなりに履修しているが、舞台は『日本の歴史』をLIVE配信で観劇したことがあるのみ

        カムフロムアウェイ 観劇記録 〜楽曲編〜

          人生2回目のウィキッド 観劇記録

          前回、観たのは中学3年生の時。 授業で観た「夢から醒めた夢」に感化され、同じく感化された友人と共に観に行った。 そして私はミュージカルの沼に足を入れることになった訳だけど、13年ぶりの再観劇であの時の感動をあの時と同じ友人と共に味わうことが出来たのは率直に言って恵まれていると思う。 この作品はまた何年後かわからないけど、もう一度観たい作品だからこそ、観劇した際の空気感も忘れないよう記録に残す。 ◆ ◆ ◆ 前回「ノートルダムの鐘」を観た時は夏の暑い盛り。 今回は暫く日が空

          人生2回目のウィキッド 観劇記録

          ノートルダムの鐘 観劇記録

          1年と半年ぶりの劇団四季の観劇。 今年は観たいと思う演劇が豊作過ぎて、前回のアナ雪の観劇から他劇団の7作品を挟んでからの劇団四季ということで、かなり久しぶりの劇団四季であった。 元々、劇団四季のウィキッドの観劇をきっかけに演劇沼に浸かり始めたけれど、昨今の劇団四季以外の作品も知ることで、完全に首まで浸かるようになったなとしみじみ思う。 さて、改めて原点に立ち返ったような観劇だった「ノートルダムの鐘」を記録に残していく。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 キャスト

          ノートルダムの鐘 観劇記録

          「兎、波を走る」 観劇記録

          何を観てきたのか、うまく言葉に出来ない。 でも、兎に角すごいものを観てきた。 どうにか拙くも言葉にするならば、 「現実」と「妄想」が絡まったストーリーに翻弄されつつ、役者一人一人の演技に心動かされ、次第に気付かされたメインテーマに戸惑ってしまった。 観劇後、2時間くらい経った今、言葉に出来るのはその程度だ。 これから印象に残ってるシーンなどを思い出しながら、思ったことを言葉に表していきたい。 野田地図について 野田地図の存在はそれとなく知っていたけれど、今回の「兎、波を

          「兎、波を走る」 観劇記録

          舞台 「パラサイト」 観劇記録

          舞台の良さって何なんだろう? 観劇記録を書き始めてから「ジェーン・エア」「ラ・マンチャの男」と原作があるものを履修せずに観劇に臨んだことで悔やむことが続いていたけれど、今回は原作を知ってるからこそ悩んでしまった。 結論として、舞台の良さはナマモノを享受出来る点が1番に挙げられると考えたけれど、今回はナマモノだからこそ起きてしまうミス(噛んで言い直す場面多数)を受け止め切れなかったから、悩んでしまったのだと思う。 あとはやっぱり原作の映画が良すぎた。 関西版にアレンジされた

          舞台 「パラサイト」 観劇記録

          ラ・マンチャの男 観劇感想

          白鸚さん、ありがとうございました!! 今までお疲れ様でした!! もう、この言葉に尽きる。 ストーリーが難しくてよくわからないシーンもあったけれど、演じている白鸚さんから伝わるものが凄くて感動した。今までストーリーに泣かされたことは多々あれど、人に圧倒されて感動するのは初めてだった。 なんて言って良いかわからないけれど、演技というか、白鸚さんそのものに圧倒された気がする。 LIVE配信じゃ伝わらない、生で観劇してるからこそ味わえる力強さのようなもの。 もちろん観る前から、難

          ラ・マンチャの男 観劇感想

          ミュージカル「ジェーン・エア」LIVE配信 感想/考察

          チケット争奪戦に負けに負けたジェーン・エア LIVE配信があって本当に良かった。 屋比久ちゃんがとにかく最高だった。 小説や映画のジェーン・エアは未修のままミュージカルに臨んだことで、理解しづらいシーンはあったけれど、総じて歌が素晴らし過ぎて引き込まれてしまった。 屋比久ちゃんが演じるジェーンは自立心の強い女性で、その性格を表すような強い歌声で自由を歌うジェーンは最初から最後まで最高でしかなかった。 涙を流してる表情までわかるように見せてくれているカメラワークに感謝。 井

          ミュージカル「ジェーン・エア」LIVE配信 感想/考察

          舞台「宝飾時計」の感想/考察

          同じ場面が何度となく繰り返され、 過去と現在も何度となく行き来する。 はじめて根本宗子さんの作品を観劇したけれど、強く心掴まれた。こんな不思議な舞台だったから、台本を見直してもよくわからない所や理解出来ない所が残ってはいるけれど、理解できないのがある意味ポイントなのかもしれない。 ゆりかの事務所名が子供の時と大人の時で変わってるとこや、1幕目で大小路と対面していたはずの勇大が2幕目でいなくなってたり、この辺は細かい性格だと自分でも思っちゃうけれど、勇大が失踪してしまった理

          舞台「宝飾時計」の感想/考察

          17才の帝国

          将来実現しそうで、絶対実現しない。 そんな平行世界の苦い青春にSFと政治的側面を混ぜ込んだ今までに観たことないタイプのドラマ 2022.5.7からNHKで5話完結ドラマとして放送された。 noteの下書きのまま放置しすぎてだいぶ時が経ってしまった。 最初にタイトルや概要を目にした時は なんかアニメ映えしそうな内容だし安っぽいのかなー と毛嫌いして録り置いて観るのが遅くなってしまっていたけれど、観はじめたら一気に引き込まれてしまった。  とにかくストーリーが濃い。どんどんと

          17才の帝国

          奇跡の人の観覧

          昨日は充実した1日だった 初めてのガッツリとした舞台 いつもはミュージカルだからか観終わった時にテンション上げ上げな感じでハイテンションのままお喋りが止まらないことが多いけど、今回は充足感に包まれて言葉が出てこなかった。 圧倒された。 ミュージカルに比べて舞台の方が歌に乗せない分、言葉の量が多いだろうし、それに加えて上演時間が3時間15分ってのもかなりのもん。 でも、そんな長さを感じさせないあっという間の時間だった みつきちゃんがやっぱりまた良い。 ウエイトレスで初めて生

          奇跡の人の観覧