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最近聴いた新譜の短評

Tyler, The Creator - IGOR

早くも年間ベスト候補として挙げられている作品。個人的には今のところ評価に困る作品。ヒップホップではあるもののラップしてる曲が少なかったり、情報に溢れていて簡単には良いか悪いか決められない。
けれども、この作品からは異様なオーラを感じるので、数年経っても語られる作品にはなると思う。

**Ryan Pollie - Ryan Pollie **

最初に年間ベスト級かなとは思ったけど、ちょっと言い過ぎた笑 年間ベスト候補にしてはこじんまりとしてる。しかしながら70年代ロックに影響された作風、時々、ザ・バンドロビーロバートソンを匂わせるギターフレーズとかは刺さるものがあるので、今月の作品の良心的存在。聖歌に始まり聖歌に終わる感じも独特で面白い。

**Carly Rae Jepsen - Dedicated **

前作の「E•MO•TION」に比べると音圧なのか分からないが、音がケバゲバしく聴こえる。ちょっとクドい。曲で見ると面白いと思う曲がいくつもあるけれど、15曲はちょっと多いかな。

**TOBi - STILL **(これだけ3月リリース)

最初が悲しい感じで入ってくるのでフランクオーシャン的なセンチメンタル作品かな?と思ったけど、結構なんだかんだバラエティに溢れたヒップホップであり、面白かった。曲の強さとか考えると名盤候補にはまだ考えてないけど、後々評価を上げる作品にはなるかもしれない。一発で気にいるというよりかはスルメ要素のある作品かも。

**Charly Bliss - Young Enough **

ポップロックには厳しいピッチフォークが8.0つけるだけあって、結構洗練された作品だと思う。1曲目の男性ヴォーカルのコーラスの入り方とかお洒落だなと思った。その他もスタイリッシュでカッコいいロックがここにはあり、the 1975とは違うベクトルのお洒落を聴くことが出来た。日本だったら、サマソニか来日して聴かれる機会が多くなったら火がつく作品だと思う。

#音楽 #レビュー

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