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エレクトーンとクラブ

最近になって、子どものエレクトーンの先生から、

エレクトーンを弾いていると、クラブで良い感じに踊れるようになる

という話を聞いたことを思い出していた。聞いたのは5年くらい前だろうか。
その理由はよくわからない、という話だったことまで追加で思い出した。

子どもの頃から音楽性を養ってきただろう先生よりも、ここ数年エレクトーンを弾きまくってきただけの私の方が、この話題には合っている気がした。

私は今でも音楽の知識はない。リズム感も音感も体のコントロールも、人並み以下だったところからのスタート。当然のようにダンスの経験もない。
なので、書いておこうと思った。

いろいろと関連の話を書く必要はあるが、先に結論。

音楽の理解という意味では…
音楽の流れを、知らない曲でも聴いているうちに感じ取れて、展開が読めるようになった。

踊ることに関しては…
エレクトーンという楽器が、エレクトーンから再生される音にきっちりと体全体で合わせながら、自分が弾く音を重ねていく楽器だから。

その二つについて。
音楽性のない私では上手く表現できないのだが、もう少し細かく書くと…

音楽の流れは、少なくとも曲調が変わる区切り目が読める。この音やリズムのまとまりが、もう一回あって区切り目だろうとか。
更に、次の区切り目から盛り上げていくのだろうとか、逆に落ち着いた雰囲気になりそうとか。

どこからわかるかというと、きっとコード進行の雰囲気や、リズムの変化から感じ取っている。

エレクトーン経験者の職業として、トラックメイカーが含まれるのではないか、と思ったりする部分。

踊ることに関しては、曲にきっちりと合って、体を揺らしたりできていることが、良い感じという印象になるのだと思う。

微動だにせず上手くエレクトーンを弾く人も見たことはある。きっとその方が、鍵盤からズレないという意味では弾きやすいはず。
だが、背中の辺りで、リズムや音の流れ、拍を意識しながら、体全体をコントロールして弾いていく楽器。

エレクトーンの鍵盤は、手だけでも上下にズレている。ボーッと弾いていると、両手だけでもタイミングが合わない。
左足のペダル鍵盤は遠いので、頭で考えて狙って踏んでも、遅延が激しい。

頭を使わずに体が動くはずはない。が、頭ではなく背中で体全体をコントロールして、音楽にもエレクトーンにも動きを合わせていく。
きっと、そういうコントロールが身に着いた人が音楽に合わせて踊る姿は、自動的に良い感じに見えるということだろう。


ここからは関連のお話いろいろ。何から書きましょうか。


古い話を思い出した、ということは、実体験したから、という辺りから。

私が古い話を思い出すということは、実際に似た展開になったとき。

私は、クラブにはずっと興味を持っていなかった。
それは、古い時代のラジオから、身動きしにくいくらい人だらけの場所にいることを、心地良く感じられないなら向いていない、というような話を聞いたから。

そんなに狭い場所は無理。私には合ってないらしい。と、行ってみたいと思っていなかった。
なので、エレクトーンの先生からのクラブの話も、スルー気味に聞いて忘れていた。

そのラジオは、先生の話よりも更に更に古い記憶。
思い出したのは、先月のフェス、SYNCHRONICITYシンクロニシティ'24で、人だらけの中で踊る感じの会場が多かったから。

なので、クラブに行くと言って出かけたことはない。クラブのことは何も知らない。

SYNCHRONICITYでは、その古いラジオの内容を、他にもいくつも思い出していた。それは実体験したから。

ラジオでは。
クラブで出会うってどうやって?
クラブでモテるには若くないと無理?
という話題もあった。

出会いに関して…
二つ思い出したが、今回の話題に、より近い方を書いておく。

気になる人の目の前に入って踊る、という方法。

観客はステージに体を向けて楽しんでいる訳だが、私の目の前に何度か人が入ってきた。人だらけで、当然のように、私の前にも空きスペースはなかったのだが。

ラジオでは。
狭いなんて、そんなことは関係ありません。入るんです。周囲も、前に押される分には問題になっていないのでは。ダンスが上手くないと成功しないと思いますが。腕に覚えがある人は是非やってみてください。
…というような話だった。

大変申し訳ないことに…
相手の人の落ち度ではなく、私の方にいろいろと欠けているため、成功した人はいなかった。

今は、余計なことをさせてしまった、という申し訳ない気持ちしかない。
私はモテて嬉しい人ではない。他人にどう思われるかも気にしない人。

そういう意図だと気づいたのも、最後から二人目だった。
それまでは。後ろの方はもっと混んでるんだな… としか考えていなかった。人だらけなのに、後ろから私にぶつからずに目の前に入って来ることには、引っかかっていたが。

書かない方の出会い方も含め、ごめんなさい、という気持ちしかない。
ただ、エレクトーンを弾いていなかったら、こんな展開にはなっていなかっただろうと思った話。

クラブでのモテる年齢の方は…

ラジオでは。
年増もいいんです。何をやっていると、そうなるのかわからないんだけど、good vibesって言うか、良い感じに踊る人が時々いるんですよ。かなり気になります。そういう人は、一人で来ていることが多いので狙い目です。
…というような話だった。

エレクトーンの先生は、現在アラフィフの私よりも少し年上だが、きっとクラブでは注目されたのだろうなと思った。クラブが流行り始めた頃には、先生はアラサーではないのか。何歳の頃にクラブへ行って、自分が良い感じに踊れると気づいたのだろう。

そんないろいろを思い出すと、「エレクトーン演奏」+「クラブで踊る」の相性が良いのは間違いなさそうだ。

ただ、「私」+「クラブでの身の回りの狭さ」、「私」+「恋愛」には問題しかない。同じ音楽を楽しみながら近くで大勢で踊る心地良さ、というのは何となく理解したものの… いろいろと申し訳ございませんでした。

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