見出し画像

謳う建築@YouTube

昨年、行った「謳う建築」展@建築倉庫。今日は「"建築と言葉"を巡るトークセッション」YouTubeライブがあった。昨日だったか、LINEに配信されていたニュースから偶々知り視聴した。

「謳う建築」展では、住宅の建築模型や図面とともに、現地を訪れた詩人たちの作品が思い思いに展示されていた。面白く眺めた。「謳う建築」のロゴも良かった。

写真はその会場で配付されていた冊子。今日の予習用に出した。小さいが図面や写真、建築家や詩人たちのプロフィールなどがまとめられている。トレーシングペーパーに印刷された詩も挟まっている。

ニュース記事は見たものの、なぜ、会期終了から1年近いこのタイミングで企画されたのか。建築家が、言葉についてどんな話をするのか興味があった。

が、このライブは意図した展開なのか、かなり疑問に感じつつ視聴した。

企画の意図は、私が見逃したのかもしれないが、わからなかった。急に決まったというようには聞こえたが。
テーマの建築と言葉についての話はほとんどなかった。
建築だけでも興味は満たされ、終了予定を少し過ぎた時間までは視聴したが、頭の中は「?」だらけだった。

詩人たちが語った方が「謳う建築」になるのではと思ったりもした。詩人たちによる朗読は明日予定されているのだが。トークもあるのだろうか。

極めて少ない時間だったが、建築家に伝える言葉は拙い方が面白そうだと思ったり、言葉についての話題も楽しんだ。言葉ではなく具体的イメージ画像で提案を出されると創作意欲が…というような話もあったり。

建築が住み手の都合やそのときの好みで変化する、変化の仕方も面白いと思った。千葉市美術館のつくりかけラボを連想した。

展覧会をきっかけに「老いと建築」という舞台劇があったという話題もあり、面白い繋がりだなと思った。展覧会では詩人が多かったと思うが、劇作家の作品もあったことから、そんな繋がりができたようだった。

面白い話題も多かったが「?」な気分で視聴を終えた。明日の朗読とセットになることで理解できるものなのか… ただ、今日の話題になった詩人の朗読は入っていなそうだ。

「?」はともかくとして、また模型保管庫見学に行きたくなった。