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マテ茶の日々、長月六日

 喫茶は、室内で、ゆっくりと味わうもののように思いがちですが、労働と共にもあったと思います。

 マテ茶は、ガウチョ達が育んだものでしょう。前にパーコレーターの話を書いたことがありますが、アメリカのコーヒー文化も、その一端は、カウボーイ達が育てたものでしょう。

 焚き火やストーブにかけたヤカンからドボドボと、コーヒーを注ぐ。サイフォンやドリップで淹れたコーヒーなら、煮詰まってこすぎると思ってました。

 パーコレーターは、サイフォン式ですが、サイフォンのように時間をかけて抽出したり、エスプレッソのようにコーヒー豆を詰めたところを圧をかけて通すのではありません。
 コーヒー豆をいれた部分に、沸騰して上にあがった熱湯が、上から注ぐのです。
 
 割と薄めになるようで、出来上がったあと沸騰させ続ければ、何回もくりかえすのでしょうが、火から距離を置けば、抽出を止めて保温できるのでしょう。

 昔、水で薄めたらアメリカンってキャッチコピーがあったように覚えてますが、西部開拓時代に流行したのもなるほどです。

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