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岐路に立つ臓器移植

すでに多くの方が SNS 等で取り上げている記事ですが、読売新聞オンライン「岐路に立つ臓器移植」を あらためて ご紹介させていただきます。

非常に良くまとまった内容で、

移植の現状って 今はこうなっているのか、という全体像がよくわかります。

引用元:読売新聞オンライン「岐路に立つ臓器移植」


拡張型心筋症は、心臓移植を必要とする重症心不全患者の約7割を占めています。

今のところは心臓移植以外に完治が見込めないこの病気に対して、

患者さんそれぞれの症状が異なる中、それぞれのお考えや事情がおありだと思います。

もちろん他の治療法もどんどん進化しています。新しい薬や治療方法の話には希望の光を感じますし、いつか

「昔は難病だといわれたけれど、もう大丈夫」という日がくることを願っています(切実に)。


管理人k林が そうだったのですが、特に発症したばかりの頃は

「デバイスの植え込みや心臓移植の話」は むしろ寝耳に水で、

なにしろ怖くて、「どれくらい(できれば現状維持のまま)生きられるのだろう?」が一番気になる問題なのではないでしょうか。

それでも、誰でも一度は「いつかは心臓移植」という言葉を耳にしたことがあると思います。

将来 移植を希望する、しないにかかわらず、「自分にかかわる問題」として、

たんに気になる というより「考えることから逃げられない」と、徐々にゆっくり、実感していくテーマなのだろうと思います。

同時に、生命にかかわるので、とてもむずかしい問題です。

個人的な思いとなりますが、
まず患者本人に移植を「希望する、しない」を えらぶ自由があって(もちろん あると思いますが、あらゆる患者の立場から よくわかり、考えた上で決断できるように)

「希望しない」場合は、心臓移植以外の方法を選ぶことになりますが、できる限り多くの選択肢がありますように、

「希望する」場合は、ドナー(臓器を提供する人)にとっても、レシピエント(移植を受ける人)にとっても最善の方法で行われますように、

待機者の方々の待ち時間が少しでも短縮されますように、

心から願っております。


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