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ロサンゼルスで考え中

近藤聡乃さんの「ニューヨークで考え中」が好き。
郷愁をかきたてられる。

「海外移住」というのは、
それだけでなんだか華やかな感じがするけれど、
1から生活を作り直すのは、
地味な辛さの積み重なりで。

ロサンゼルスに住んで、そろそろ9ヶ月。

この9ヶ月の間に、
諦めたことが結構ある。

スムーズで間違えのない手続き。
ワンコインで食べられるおいしいごはん。
秋冬には戻る白い肌。
きれいで故障しない車。
ルールが当たり前にきちんと守られる道路。
程よい甘さのおいしいケーキ。

そういうものだと、
違いを受け入れるのは得意な方だと思うけれど、
そこには諦めも多分にある。

その諦めは、別に悪いものではないけれど、
なんだか少し寂しい気はする。

今まで好きだと思っていたものや、
心地よいと思っていたことが、
なくなることの寂しさかな。

冷たい空気に冬を感じて物悲しくなるのは
日本もロサンゼルスも同じだなぁ。

なんてことを徒然と考えながら、
アメリカならではの、
こだわりが詰まった家のクリスマス装飾を
楽しんでいる毎日。

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