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ネイチャーフィールドX

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20.315の開墾地「ネイチャーフィールドX」。ここに生息する植物から動物、昆虫まで、生命体がおりなす生態観察マガジンです。生命体はあらゆる生物の食物連鎖の中にいます。The f… もっと読む
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ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン プロローグ

こんにちは。開拓地「ネイチャーフィールドX」の所有者、20.315です。 私の趣味はプロフィール欄にあるとおり「開墾」です。開拓といってもいいんですが、名前がないと話も伝わりにくいので、この開拓地を「ネイチャーフィールドX」と命名ました。 上記写真を見てください。竹林を開拓しているわけですが、なぜ、竹をこのように地上1メートルぐらいで切っているのか、わかりますか? これは、竹を全滅させるための殲滅作戦なのです。 このように切ると、竹は「俺はまだ生きている、死んでいない

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(野菜、植物)2021・11 その37

こんにちは! 自ら開墾する『ネイチャーフィールドX』の番人、20.315です。 実りの秋を迎えて、ネイチャーフィールドXにも実りがやってきました! サツマイモです! 紅色が眩しく、素晴らしいでき、といいたいところですが、さにあらず。苗は398円で20本ぐらいありましたが、収穫できたのは20個もありません。小さなものが多く、売れても300円ぐらいかな。泣。 ヘッダー写真のように、葉っぱはとても元気に育っていましたが、どうやら日当たりがよくなく、土壌もよくなかったようです。

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(!閲覧注意!)幼虫編 2019~2021

こんにちは! 自らの開墾地『ネイチャーフィールドX』で生命体観察している、変人で暇人の20.315です。 ↑ 『ネイチャーフィールドX』の原形。2018年12月撮影。 かつてここは、50年以上放置された竹林でした。この竹林を伐採すること約5カ月。約500本ほどの竹を全て切りました。竹の1メートル切りで、竹は徐々に枯れ果てて、ヘッダー写真のように『ネイチャーフィールドX』になっていきました。 暗かった竹林に、日光が差し込み、風雨にさらされて草原へと変貌。 と同時に、ここ

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(カマキリ他)2021・10 その36

こんにちは! 自らの開墾地『ネイチャーフィールドX』で生命体観察している変人の20.315です。 9月は長雨や台風の影響で、ネイチャーフィールドXで観察できる時間も限られてしまい、情報更新が1カ月以上経ってしまいました、すみません。 夏が過ぎ去り、現地で聞こえてくるのはツクツクボウシとコオロギの鳴き声ばかりになってきました。晩夏もしくは初秋を感じますね! ヘッダー写真は成長しきったオオカマキリです。 昆虫の種類と数が減り、見かける昆虫のメインはカマキリです。 ↑ 体の

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2021・08 その35

こんにちは! 開墾地「ネイチャーフィールドX」で昆虫観察する変人の20.315です! 今夏の関東は暑かったり、長雨が続いたり変動が大きいですね。 雨の日は、ネイチャーフィールドXでの雑草堆肥作りも昆虫観察もできませんが、晴れ間に繰り出して、たまたま見つけた虫がヘッダー写真の昆虫です。 これはアカハネナガウンカです。体長はおよそ5ミリ。名前のとおり、ウンカの仲間でカメムシ目に属します。 顔が特徴的で、Twitterなどで時々「面白い目」「かわいい」などと話題になったりしま

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2021・07 その34

こんにちは! 『ネイチャーフィールドX』という開墾地で自然観察にいそしむ変人の20.315です。 ヘッダー写真はナガゴマフカミキリです。今夏もこの自然の楽園に発生しています。かわいいですね! ↓ キイロトラカミキリは個体数が多く、大発生しています。 ↓ ノコギリカミキリです。 ネイチャーフィールドXの空中を飛んでいる姿を発見、樹上に止まったので、手で捕まえました。昆虫を一時的に確保する透明ケースに入れて、撮影。ノコギリカミキリは素早く動き回り、あっという間に飛び立つの

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(カブトムシ特集)2021・07 その33

こんにちは! 自身の開墾地「ネイチャーフィールドX」で生命体観察している変人の20.315です! 関東も梅雨が明けたら真夏日、猛暑日が続き、夏本番となりました。 ネイチャーフィールドXもカブトムシの季節本番です! 連休前にフルーツを買い込み、堆肥エリアに無造作にトラップを仕掛けました。↓ スイカ、メロン、パイナップル、バナナをこれでもか、というぐらいに放置してトラップ完成です。 翌日と翌々日、現場を観てみると大量のカブトムシが! ↑ 一年ぶりのカブトムシたちです。

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(擬態昆虫等)2021・06 その32

こんにちは! 開墾地「ネイチャーフィールドX」で昆虫観察する変人の20.315です。 とんでもない昆虫を発見しました! ヘッダー写真のベージュの物体、これ、昆虫なんです! 全体的に枯葉のような、あるいは茶色の厚紙のような質感から、これが生命体であることを見抜くことは至難の業でした。 枯葉(・・・?)と思いながら凝視していると、どうも左右対称のシンメトリーを形成していて、上部に前脚のようなものが2本、左右にも一対の脚が伸びているように見え、さらに胴体(翅)の表面も折れ曲が

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2021・06 その31

こんにちは! 自身の開墾地「ネイチャーフィールドX」で生物観察する変人20.315です。 5月下旬になり、ネイチャーフィールドXは草原になってきて、様々な昆虫や植物がひしめく生物のワンダーランドになってきました! ヘッダー写真は何でしょう? 20.315は「こりゃアマガエルの卵や」と一瞬思いましたが、違いました。 これは、アワフキムシの幼虫のバリヤーです。 幼虫がこの泡の中にいて、泡をバリヤーとして利用し外敵を防ぎます。泡の中にアリやハチなどが侵入すると呼吸困難となり

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫)2021・05 その30

こんにちは! 開墾地「ネイチャーフィールドX」の番人で変人の、20.315です。 関東地方は梅雨入りしてはいないものの、雨や曇りの日が多くなり、湿度も高くなってきましたね。 冬場の乾燥から一転して、気温が上昇し雨が降り湿度も高くなると、植物たちは一気に成長します。同時に、若芽や花を食べる昆虫たちも一斉に姿を現す季節です。 ヘッダー写真はクリックビートルこと、アカヒゲヒラタコメツキです。今年も昨年同様に、この季節に出現してくれました! ↓ こちらはホホジロアシナガゾウム

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(果実&昆虫)2021・05 その29

実りの春・・・とは言いませんが、イチゴ類は春から夏前に真っ赤な果実を実らせる春の風物詩ですね。 こんにちは! 開拓地『ネイチャーフィールドX』で生命体観察する変人の20.315です! ヘッダー写真は、イチゴはイチゴでも、俗に言う「ヘビイチゴ」の実です。見た目にも真っ赤でジューシーな雰囲気が漂い、いかにもおいしそうに見えますが、全くおいしくありません。 毒こそないので食用可能ですが、全く味がありません。ジャム加工すれば、おいしそうですね。 ヘビイチゴも通常のイチゴと同

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(野菜ほか)2021・04 その28

こんにちは! 自身の開墾地『ネイチャーフィールドX』で生命体観察している変人の20.315です。 開墾とか開拓といっている以上、昆虫などの生物ばかり報告していては「開墾」とは言えない、と思い、ネイチャーフィールドXの一角に実際の畑を作り、2月下旬から「野菜作り」に挑み始めました。 近所のホームセンターで「小松菜」「ホウレンソウ」の種を、3月中旬には「長ネギ」の苗を購入、実際に作り始めました。 ↑ 小松菜の種をスジ状にまいたところ、2月下旬に芽が出てきました。 ↓ 3月

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(テントウムシほか)2021・04 その27

こんにちは!生命体観察をこよなく愛する20.315です。 私の開拓地「ネイチャーフィールドX」も、めっきり春めいてきて、時には暑いぐらいの陽ざしになる時もあります。 3月の最終日曜日の夜、NHKは生物好きな人にとっては、とっても充実した時間を提供してくれたんじゃないかと思います! 夜7時半からの『ダーウィンが来た!』、夜9時からのNHKスペシャル『ワイルド 東京』は、いずれもすばらしい番組でした。 とりわけ、『ダーウィンが来た!』で取り上げられていたテントウムシとその寄

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン(昆虫ほか)2021・03 その26

こんにちは! 昆虫などの生命体が大好きな変人の20.315です。 20.315の開拓地「ネイチャーフィールドX」にも、春の足音が聞こえてくる季節になりました! 最低気温も氷点下以下になることはなく、先日は小春日和の中、モンシロチョウがフワフワと飛んでいました。 ネイチャーフィールドXでは現在、デコボコの土地を平坦にする土木作業やカブトムシを生育するカブトムシ・ファームを作ってたりしています。 そんな土木作業中に土の中から出てきた生命体が、ヘッダーの写真です。 スナハ