見出し画像

ネイチャーフィールドⅩ~生命体観察マガジン プロローグ

こんにちは。開拓地「ネイチャーフィールドX」の所有者、20.315です。

私の趣味はプロフィール欄にあるとおり「開墾」です。開拓といってもいいんですが、名前がないと話も伝わりにくいので、この開拓地を「ネイチャーフィールドX」と命名ました。

上記写真を見てください。竹林を開拓しているわけですが、なぜ、竹をこのように地上1メートルぐらいで切っているのか、わかりますか?

これは、竹を全滅させるための殲滅作戦なのです。

このように切ると、竹は「俺はまだ生きている、死んでいないから根っこから養分を吸収して生き抜いてやるぜ」と息巻いているのですが、吸収された養分(水分)が地上1メートル以上には行けない。つまり、養分が寸止めされて、竹自身「あれ?おかしくない?養分が上の方まで上がらない!」となり、養分の行き場がなくなってしまい混乱状態に陥ります。場合によっては、切った断面から養分がダラダラとあふれ出す竹も。そうして、地上部分の竹は半死状態になり、やがて根本からポキッと折れるようになります。

場合によっては、グラグラしだし、手で根っこごと引き抜くことができるようになります。
↓ 所々に、引っこ抜いた竹が横たわっているのがわかります。

画像1

この「地上1メートル切り」は、ネットで調べて知りました。

しかし、この”ヘビの生殺し”に近い、竹林全滅作戦は長い時間がかかります。竹林を切りはじめて、まもなく1年半になりますが、ポキッと折れたり、根っこごと引き抜いた竹の数は、約100本。まだ、完全に死んでいない竹は(おそらく)400本以上残っています。

時おり、地上に出ている根っこなどを見つければ、ノコギリで切断して養分補給の道を断ちます。切断した断面からは、養分がドロドロと滴り落ちていく様子も見れます。

それでも、地中深くに縦横無尽に這っている根っこも多く、根っこ自体が生きている場合は、新生タケノコが次から次へと生えてきます。

画像2

↑ こうした細い竹があちこちからニョキニョキと生え、瞬く間に2~3メートルに育ちます。こうした竹も全て根本から切り、「もうおまえは死んでいる」と呟いてやります。

※細い竹は、勢力的には劣っている証拠といえそうです。1メートル切りしていなければ、もっと太い竹が地上から顔を出します。

↓ 根っこが正常に生きている場合、ニョキニョキと芽を出す、でかいタケノコもまだいます。

画像3

こうしたタケノコは、20.315の胃袋に収まりました。
上記の太いタケノコなら、2~3本でスーパーで500円ぐらいかな。

浮いたお金は全て株式投資に回します、投資家ですから。笑。
ざまーみやがれ、竹林。

2019年の春は毎週、タケノコを食べてました。さすがに1カ月も食べ続けると、飽きます。今年は、近所の方に無償で提供中!

こんな、ボランティア精神豊かな20.315は、ここネイチャーフィールドXで開墾作業しながら、生命体の観察も行います。開拓地なんで、まさに自然の楽園みたいな場所です。いろんな植物も、いろんな昆虫も集まってきます。春夏秋冬、こうした動植物の生命体が織りなす彼らの生態を報告していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?