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まだまだ、道の途中

おひさしぶりになってしまいました。

沖縄に戻ってきてから、怒涛の日々を送っております。
自分に立ち返る時間がなかなか取れずに、
湧き上がる心の機微をひとつひとつ、
咀嚼せずに約1ヶ月走ってきました。

昔の自分ならば、
そのまま走り続けていたのでしょうが、
やっぱり一旦「ふぅ」とする時間を取れば、
より長く走り続けられることを
学んだので(ようやくだけど。。)
重い腰をあげ、今この文章を書いています。


沖縄に戻り、いま私は夢であった
沖縄唯一の銭湯、ゆーふるやー(うちなーぐちで、銭湯のこと)中乃湯で新スタッフとして関わらせてもらっています。


奈良での修行は約10ヶ月でした。


当初予定していたよりも4ヶ月オーバーして学ばせてもらい、
修行の最中、中乃湯に関われるきっかけを得ることができ、
今この状況にあります。

詳しいことは、またいつか。




さて、そんなこんなで有難いことに、
毎日忙しくさせてもらっている訳ですが、
今の自分の状況に関しては、
実はさほど驚いてはいなかったりします。

今日、ふとそんなことを思っていました。

自分の今ある状況や環境は、想定内なので、
精神的には負荷は案外かかっていないんだな、と。

奈良で銭湯以外の部分においても様々な
学びが得られたことが大きく活かせています。

また、星の面でも、
2022~2024年にはこんな感じに
なるのだろうと踏んでいたので、
まずまず思い描いていた想定内の状況になっています。



20代の頃の、目指す方向性も曖昧なまま進む不安感、
将来に対する漠然とした恐怖心、
親への愛情の示し方や関わり方そして距離感、
やりたいことと現在の自分の実力やギャップに苦しむ感じ、、


そういったものへの解消が徐々になされてきて、
いい意味で、自分自身のサイズ感、
身の程をわきまえることで得られる安定感、
他人と自分のボーダーの引き方、

そういったものへの理解の解像度が上がって
楽になってきました。

20代そこそこの頃の悩みの質と、
今の悩みの質は全く違って、
あの頃、ちゃんと泥水すすって
苦しくて、いっぱい悩んで、涙して。

間違いじゃなかったんだ、と
言い切れるくらい苦悩して
本当に良かったな、と
心から感じられるようになってきました。

過去の自分に、「ありがとう」を言える。

それは、周りの方々のおかげでもあるなぁ、と
しみじみ思います。

20代前半の頃は主語が「私」でした。

半ばに差し掛かり、それを変えていきたい、
でもまだエゴが邪魔をする、、みたいな段階にあって。

ようやく、少しずつ、
「私」から「私たち」に
変化を迎えつつあります。

それは、「私たち」の私以外の人たちのことを
自分ごととして捉えられるほどに、彼らから
たくさんの愛を与えてもらえているから、
そんな風に変わっていけたのでしょう。

じゃあ、なぜ与えてもらえるようになったかというと、
自分も与える側になったから。

多分、そうなんです。

私に「素直になること」の大切さを教えてくれたり
「大好きだ」と言ってくれる人たちがいたのも
大きかった。本当に感謝していて、、、
私もそんなみんなが大好きです。



これは昔からですが、
私は、今の自分が一番好きです。
好きじゃなくても、好きって言い聞かせるように
しています。笑

過去に戻りたい、
あの頃に戻りたい、と
全然思わない。

菊池亜希子さんがどこかで
書いていた「宝箱」のお話。
私もそれを参考にしているのですが。

楽しかった出来事や素敵な思い出は
心の宝箱にいっぱいギュギュッとしまって
おいています。

きちんと内容別フォルダーがあるわけでも、
年別フォルダーがあるわけでもないのですが、

ときどきなんとなく、
その宝箱をぱかり、と開けて、にんまりする。

その雑然とした宝箱が愛おしかったりする。

そして、宝箱をパタリと閉めたら。

再び今の状況に戻って、
あーだこーだと悩み、苦しみ、
楽しんで、感じきって、めいっぱい生きる。

そうしているうちに、また宝箱には
思い出が詰まっていきます。

お風呂に入ってもサウナに入っても
こりゃどーにもならね〜や〜、となれば
(ほとんどそんなことはない)
再び宝箱をどぉん、と持ってきて
ゆっくり開けては、うふふとしたり、にんまりする。

おばあちゃんになったときに
ゆっくり開ける楽しみをとっておく。

みたいなね。

とにかく、今の自分が大好き、と言えるように
日々を歩んでいきたいです。



今日もお疲れ様でした。
ゆっくりお湯に浸かってくださいね♨︎






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